2022年3月4日 / 最終更新日時 : 2024年2月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本489:『2030 半導体の地政学:戦略物資を支配するのは誰か』、太田泰彦 著、日本経済新聞出版、2021年 お恥ずかしいことですが、わたしは半導体の重要性を分っていませんでした。 ぼんやり「パソコンにとって必須なもの」程度の認識しか有していなかったのです(バカ文系でして)。 しかるに、 〇 コロナ禍で半導体輸入が滞ったため自 […]
2022年1月28日 / 最終更新日時 : 2022年1月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本485:『世界のニュースを日本人は何も知らない 3』、谷本真由美 著、ワニブックスPLUS新書、2021年 かつて国連職員でいらした谷本真由美氏(1975年生まれ)による『世界のニュースを日本人は何も知らない』シリーズの第3弾です。 第1弾「最近読んだ本313」および第2弾「最近読んだ本395」については、すでに書評を掲出しま […]
2021年12月8日 / 最終更新日時 : 2021年12月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本477:『日本、遥かなり:エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』、門田隆将 著、角川文庫、2021年 海外で仕事をしたり勉強したりしている日本人が、現地で戦乱やクーデターに巻き込まれても、日本は国民を救出する具体的な活動をしない……。 上掲書は、わが国の国家としての存在意義が問われるほどの無残な状況を糾弾した、重い作品で […]
2021年8月18日 / 最終更新日時 : 2021年8月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本460 『悪の処世術』、佐藤優 著、宝島社新書、2021年。 世界史に足跡をのこしている人物たち(故人であれ存命中であれ、全員が独裁者)の処世術を論じた本です。 計11名が取りあげられました。 佐藤氏(1960年生まれ)は旺盛な […]
2021年8月16日 / 最終更新日時 : 2021年8月16日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本458 『ミャンマー危機:選択を迫られる日本』、永杉豊 著、扶桑社新書、2021年。 ミャンマーといえば、 竹山道雄著『ビルマの竪琴』、中央公論社(1948年) を通し、われわれ日本人になじみが深い国です。 最近は、アウンサン・ […]
2021年7月12日 / 最終更新日時 : 2021年7月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本453 『ベトナムを知れば見えてくる日本の危機』、梅田邦夫 著、小学館、2021年。 かつて外務省に勤務され、駐ベトナム全権大使でもいらした梅田氏(1954年生まれ)による「ベトナム - 日本」論です。 2カ国には「自然の同盟関 […]
2021年5月6日 / 最終更新日時 : 2021年5月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本431 『桜色の魂:チャスラフスカはなぜ日本人を50年も愛したのか』、長田渚左 著、集英社文庫、2021年。 ベラ・チャスラフスカ(1942~2016)ほどの著名人が、わが国を50年間も愛したなんて、「そんなはずはないだろう、お […]
2021年4月21日 / 最終更新日時 : 2021年4月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本425 『アジア血風録』、吉村剛史 著、MdN新書、2021年。 上掲書では、WHO(世界保健機関)、中国、台湾、ベトナム、朝鮮半島、などに関する章が設けられています。 どの章にても最新かつ重要な情報が記述されていたなか、わたし […]
2021年4月13日 / 最終更新日時 : 2021年4月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本422 『メルケル 仮面の裏側:ドイツは日本の反面教師である』、川口マーン惠美 著、PHP新書、2021年。 川口マーン氏(1956年生まれ)は、ドイツ在住の著述家で、ピアニストでもいらっしゃいます。 氏による上掲書は、ドイツ連 […]
2021年3月15日 / 最終更新日時 : 2021年3月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本413 『ロシアを決して信じるな』、中村逸郎 著、新潮新書、2021年。 モスクワ大学やソ連科学アカデミーでの留学経験をふくめ、長い滞露歴をおもちの中村氏(1956年生まれ)。 筑波大学の教授でいらっしゃいます。 本書はロシア連 […]
2021年2月12日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本406 『変見自在 コロナが教えてくれた大悪党』、高山正之著、新潮社、2021年。 歴史や外交に識見を有していらっしゃる高山氏(1942年生まれ)の社会時評。 長いシリーズとなっており、わたしは全シリーズの半分ちかくを読んで、何 […]
2021年2月4日 / 最終更新日時 : 2021年2月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本405 『世界一ポップな国際ニュースの授業』、藤原帰一、石田衣良 共著、文春新書、2021年。 国際情勢におくわしい藤原氏(1956年生まれ)と石田氏(1960年生まれ)の対談をまとめた、堅苦しくない読物です。 藤原氏は東京大学 […]