2022年5月6日 / 最終更新日時 : 2022年5月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本503:『石原慎太郎伝』、大下英治 著、MdN新書、2022年 石原慎太郎(1932~2022)の89年におよぶ足跡を眺望した評伝。 当人没後わずかひと月で出版された作品ですから、たぶん大下氏(1944年生まれ)があちこちに載せていた過去の論考・記事を急遽まとめたものと思われます。 […]
2022年4月12日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本500:『ばらまき:河井夫妻大規模買収事件 全記録』、中国新聞「決別 金権政治」取材班 著、集英社、2021年 広島県選出の衆議院議員・河井克行氏および参議院議員・河井案里氏夫妻による買収事件を追った政治ルポルタージュです。 この事件、容疑者ふたりが現職の国会議員だったこと、克行氏にいたっては法務大臣だったこと、買収された人数は1 […]
2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年4月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本498:『防衛事務次官 冷や汗日記:失敗だらけの役人人生』、黒江哲郎 著、朝日新書、2022年 黒江氏(1958年生まれ)は東京大学法学部をご卒業後、防衛庁(むかしは省でなく庁)に入庁され、2015年10月、職員トップの役職である事務次官に就任なさいました。 しかし、2017年7月、「南スーダンPKO陸上自衛隊日報 […]
2022年3月17日 / 最終更新日時 : 2022年3月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本495:『世界を震撼させた日本人:心を奮い立たせる日本の偉人』、門田隆将、高山正之 共著、SB新書、2022年 保守論客おふたりによる保守的な対談。 国の名を高からしめた日本人多数の話を語られています。 表題で顕示されている「世界を震撼させた」は大げさと言わざるを得ませんが、歴史上の偉人に関心がある向きは読んでおいたほうが良い、知 […]
2022年3月15日 / 最終更新日時 : 2022年3月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本493:『「トランプ信者」潜入一年:私の目の前で民主主義が死んだ』、横田増生 著、小学館、2022年 横田氏(1965年生まれ)は潜入して取材する手法を頻用なさるジャーナリストです。 わたしは、これまで、 横田増生 著『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』、朝日文庫(2010年) および 「最近読んだ本124」 以上2冊の […]
2022年3月7日 / 最終更新日時 : 2022年3月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本490:『世界史の分岐点:激変する新世界秩序の読み方』、橋爪大三郎、佐藤優 共著、SB新書、2022年 橋爪氏(1948年生まれ)はおもに学界で、佐藤氏(1960年生まれ)はおもに出版界で、それぞれ活躍していらっしゃる知識人。 『世界史の分岐点』は両者の対談をまとめた読物でした。 橋爪氏の「まえがき」によれば、 とりあげる […]
2022年1月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本484:『無敵の読解力』、池上彰、佐藤優 共著、文春新書、2021年 池上氏(1950年生まれ)および佐藤氏(1960年生まれ)が「多数の書籍を読み解き、その現代的意味を考える(pp.4)」目的でおこなった対談を、書籍化したものです。 当該対談では「現代的意味」のために、仕事、外交、東京オ […]
2021年11月24日 / 最終更新日時 : 2021年12月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本475:『平成史:昨日の世界のすべて』、與那覇潤 著、文藝春秋、2021年 若手歴史学者の與那覇氏(1979年生まれ)がまとめられた同時代史です。 平成期30年間があつかわれました。 西暦でいえば、1989年~2019年。 この30年のうち、上掲書では政治・文化の動きに紙幅が割かれています。 わ […]
2021年8月27日 / 最終更新日時 : 2021年8月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本463 『偉い人ほどすぐ逃げる』、武田砂鉄 著、文藝春秋、2021年。 武田氏(1982年生まれ)がお書きになるものに関し、わたしは「最近読んだ本98」で、今後は硬めの評論または柔らかく軽妙なエッセイのどちらかに焦点を絞るべき、 […]
2021年7月5日 / 最終更新日時 : 2021年7月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本449 『明治の説得王・末松謙澄:言葉で日露戦争を勝利に導いた男』、山口謠司 著、インターナショナル新書、2021年。 わたしは末松謙澄(すえまつ・けんちょう、1855~1920)を名前だけ知っておりました。 しかし、なぜ知って […]
2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本448 『コロナと無責任な人たち』、適菜収 著、祥伝社新書、2021年。 新型コロナ下にあって不適切な言動をした我が国の政治家・評論家諸氏をあげつらう、辛口の人物評でした。 適菜氏(1975年生まれ)はこうした非難を軽妙に記述す […]
2021年6月14日 / 最終更新日時 : 2021年6月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本445 『日本人が知らない世界の黒幕:メディアが報じない真実』、馬渕睦夫 著、SB新書、2021年。 「世界の黒幕」とは「ディープステート」を指します。 このディープステート、 アメリカを動かしている本当の黒幕勢力であり(後略) […]