2017年12月8日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本118 『変節と愛国:外交官・牛場信彦の生涯』、浅海保著、文春新書、2017年。 高校時代だったと思いますが、とにかくずいぶん以前に、わたしは『わだつみのこえ消えることなく:回天特攻隊員の手記』、和田稔著、筑摩書房(1967年) […]
2017年10月17日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本107 『文豪の女遍歴』、小谷野敦著、幻冬舎新書、2017年。 森鴎外(1862~1922)や夏目漱石(1867~1916)から池田満寿夫(1934~1997)まで、全62名の作家たちの異性関係をつぶさに調べあげ、列挙した本です […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本106 『山本直純と小澤征爾』、柴田克彦著、朝日新書、2017年。 わたしは本書のおかげで、自分の耳に残っているいくつかの古い音楽が山本直純氏(1932~2002)作曲である事実を知りました。 たとえば、 直純が作曲した「リンデ […]
2017年9月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本102 『吉本せい:お笑い帝国を築いた女』、青山誠著、中経の文庫、2017年。 現在は大企業となっている吉本興業株式会社の創業者で、初代社長でもあった、吉本せい(1889~1950)に関する伝記です。 せいは経済的ゆとりがある家 […]
2017年9月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本97 『高倉健:七つの顔を隠し続けた男』、森功著、講談社、2017年。 わたしは高倉健(1931~2014)が出演した映画をごくわずかしか観ていません。 しかし、もちろん国民的人気を有する偉大な俳優でいらしたことは知っています […]
2017年8月24日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本94 『日本株式会社の顧問弁護士:村瀬二郎の「二つの祖国」』、児玉博著、文春新書、2017年。 村瀬二郎という快男児の存在を知ることができた本です。 彼は、1928年(昭和3年)アメリカ合衆国生まれで、第二次世界大戦中は日本で […]
2017年1月16日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本39 『汝、ふたつの故国に殉ず:台湾で「英雄」となったある日本人の物語』、門田隆将著、角川書店、2016年。 すばらしい本と出会いました。 日本人を父にもち、台湾人を母にもった、湯徳章氏(日本名は坂井徳章氏、男性)の人生を描い […]
2017年1月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本37 『父・夏目漱石』、夏目伸六著、文春文庫、2016年。 著者(1908~1975)は、夏目漱石(1867~1916)の次男です。 父親を回顧した本書は昭和時代に執筆・出版され、最近、文庫化されました。 漱石死去の際に9歳だ […]
2017年1月4日 / 最終更新日時 : 2024年2月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本35 『ロケット・ササキ:ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正』、大西康之著、新潮社、2016年。 書名を見て「佐々木さんというロケット工学者の話かな」と思いました。 間違いでした。 主人公が議論をしているときの発想の速 […]
2016年11月4日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本33 『本当に偉いのか:あまのじゃく偉人伝』、小谷野敦著、新潮新書、2016年。 小谷野氏(1962年生まれ)の新作です。 わたしは同氏の文章が好きなので、お書きになった本はほとんどすべて読みました。 おもしろいし、ためになり […]
2016年2月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本19 『佐治敬三と開高健:最強のふたり』、北康利著、講談社、2015年。 サントリー株式会社(現:サントリーホールディングス株式会社)の第2代社長だった佐治敬三氏(1919~1999)と、同社の社員であり著名な作家でもあった開 […]
2015年10月5日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本12 『孤塁の名人:合気を極めた男・佐川幸義』、津本陽著、文春文庫、2010年。 心理学者としてのわたしは、科学的根拠を重視する「行動主義」という学派に身を置いています。 大学の講義でも学生たちに向かって根拠に基づいて考えるこ […]