2020年8月11日 / 最終更新日時 : 2020年8月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本360 『うつ病九段:プロ棋士が将棋を失くした一年間』、先崎学著、文春文庫、2020年。 知人が上掲書を高く評価していたので興味をおぼえ、わたしも読みました。 たしかに佳作でした。 うつ病の「苦しさ」「治りにくさ」「治るまでの行 […]
2020年8月7日 / 最終更新日時 : 2020年8月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本359 『本当の武士道とは何か:日本人の理想と倫理』、菅野覚明著、PHP新書、2019年。 東京大学で日本倫理思想史を教えていらした菅野氏(1956年生まれ)が「武士道」を多面的に解説した本です。 書中あちこちで紹介される武士た […]
2020年8月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本358 『愛国心:日本、台湾 我がふたつの祖国への直言』、金美齢著、ワニブックスPLUS新書、2020年。 金氏(1934年生まれ)は、台湾台北市ご出身の女性。 台湾独立をめざし奔走されてきた活動家であるうえ、論客としても高名な […]
2020年8月4日 / 最終更新日時 : 2020年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本357 『疫病2020』、門田隆将著、産経新聞出版、2020年。 新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、日本はこれまでどんな対応をしてきたか。 安倍首相は? 自由民主党・公明党そして野党は? 厚生労働省は? まだコロナ禍が収束し […]
2020年8月3日 / 最終更新日時 : 2020年8月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本356 『サムライ留学生の恋』、熊田忠雄著、集英社インターナショナル、2020年。 明治期に外国人女性と結婚した最も有名な邦人留学生は、おそらく新渡戸稲造(1862~1933)でしょう。 上掲書でも新渡戸について1章が設けられて […]
2020年7月29日 / 最終更新日時 : 2020年7月30日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本355 『「高学歴ワーキングプア」からの脱出』、水月昭道著、光文社新書、2020年。 「高学歴ワーキングプア」とは、博士号を取得したものの希望する大学専任教員になれず、非常勤講師職や一般的アルバイトなどで糊口をしのいでいらっしゃ […]
2020年7月27日 / 最終更新日時 : 2020年7月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本354 『回想の織田信長:フロイス「日本史」より』、ルイス・フロイス著、中公文庫、2020年。 ポルトガル出身のカトリック宣教師ルイス・フロイス(1532~1597)は、戦国時代のわが国で布教活動をおこない、30年を超える滞日中 […]
2020年7月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本353 『香港と日本:記憶・表象・アイデンティティ』、銭俊華著、ちくま新書、2020年。 香港の歴史および現状を解説した書籍です。 標題とはやや異なり、香港・日本の相互関係のみをあつかった内容ではありませんでした。 しかし、香港 […]
2020年7月14日 / 最終更新日時 : 2020年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本352 『反「近代」の思想:荻生徂徠と現代』、船橋晴雄著、中央公論新社、2020年。 わたしは荻生徂徠(おぎゅう・そらい、1666~1728)について、その名前だけしか知りませんでした。 名前に加え「江戸時代の学者」ぐらいまでは […]
2020年7月13日 / 最終更新日時 : 2020年7月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本351 『いまこそ「小松左京」を読み直す』、宮崎哲弥著、NHK出版新書、2020年。 新型コロナウイルス禍が収束の気配すら見せていない2020年7月現在、あちこちで、 小松左京著『復活の日』、角川文庫(1975年) が、語られる […]
2020年7月9日 / 最終更新日時 : 2020年7月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ22 『特命係長 只野仁 ファイナル:とまどう人』、柳沢きみお作画、楽楽出版、2020年。 わたしにとって柳沢氏(1948年生まれ)は、和光大学の先輩です。 ただ、氏は当方より7歳年長なうえ、和光を中退されていて、わたしはわた […]
2020年7月8日 / 最終更新日時 : 2020年7月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本350 『ルポ 外国人ぎらい:EU・ポピュリズムの現場から見えた日本の未来』、宮下洋一著、PHP新書、2020年。 わたしには「現役を引退したのち、どこか海外へ移って暮らそう」と計画していた時期があります。 けっこう本気で、 戸 […]