2017年3月10日 / 最終更新日時 : 2017年12月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本48 『マウンティング女子の世界:女は笑顔で殴りあう』、瀧波ユカリ、犬山紙子共著、ちくま文庫、2017年。 中学校や高等学校のスクールカウンセラーをしているわたしは、女子生徒の交友関係の複雑さ、微妙さ、もろさ、を知っています。 […]
2017年2月23日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本47 『発掘狂騒史:「岩宿」から「神の手」まで』、上原善広著、新潮文庫、2017年。 考古学に携わる大学所属の学者たちや他のお仕事に就いているアマチュアのかたがたの人間模様を描いたノンフィクションです。 登場してくるどなたもが […]
2017年2月14日 / 最終更新日時 : 2017年9月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本46 『なぜアマゾンは1円で本が売れるのか:ネット時代のメディア戦争』、武田徹著、新潮新書、2017年。 題名はやや軽いものの、中身はみっしりと重たい本でした。 紙の書籍や新聞紙と電子書籍・新聞電子版の盛衰、スマホとジャーナリ […]
2017年2月13日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本45 『読んでいない本について堂々と語る方法』、ピエール・バイヤール著、ちくま学芸文庫、2016年。 ヨーロッパでベストセラーになった本だそうです。 昨今の日本では「実は目を通していない書物に関し(見栄を張りながら)解説する」 […]
2017年2月7日 / 最終更新日時 : 2017年9月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本44 『パナマ文書:「タックスヘイブン狩り」の衝撃が世界と日本を襲う』、渡邉哲也著、徳間書店、2016年。 2016年4月、大量の機密情報が漏洩したうえ、国際機関が情報の内容を公開したことによって、世界に衝撃が走りました。 こ […]
2017年1月30日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本43 『錯覚の科学』、クリストファー・チャブリス、ダニエル・シモンズ共著、文春文庫、2014年。 チャブリス氏(1966年生まれ)とシモンズ氏(1969年生まれ)は、どちらもアメリカ合衆国の認知心理学者です。 両者は「若者たち […]
2017年1月26日 / 最終更新日時 : 2017年7月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本42 『日本人になりたいヨーロッパ人:ヨーロッパ27ヵ国から見た日本人』、片野優、須貝典子共著、宝島文庫、2016年。 ヨーロッパの国々において日本および日本人が好かれているという状況を、たくさんの具体例を示しながら紹介した本 […]
2017年1月26日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本41 『世間のカラクリ』、池田清彦著、新潮文庫、2016年。 池田氏(1947年生まれ)は構造主義生物学者でいらっしゃいます。 ご専門である生物学の見地から社会のできごとにコメントされたものが本書です。 コメントの対象は、犯罪 […]
2017年1月19日 / 最終更新日時 : 2017年5月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本40 『日台IoT同盟:第四次産業革命は東アジアで爆発する』、李登輝、浜田宏一共著、講談社、2016年。 先日読了した門田隆将著『汝、ふたつの故国に殉ず』(2016年)による感動の余韻がつづくなか、わたしはもっと台湾の本を読み […]
2017年1月16日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本39 『汝、ふたつの故国に殉ず:台湾で「英雄」となったある日本人の物語』、門田隆将著、角川書店、2016年。 すばらしい本と出会いました。 日本人を父にもち、台湾人を母にもった、湯徳章氏(日本名は坂井徳章氏、男性)の人生を描い […]
2017年1月10日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本38 『知の教室:教養は最強の武器である』、佐藤優著、文春文庫、2015年。 タイトルに「知」とか「教養」とかをつけた本を書くのは、よほどそちら方面に自信を有する書き手でないとできないことでしょう。 実際、自信があっても不思議 […]
2017年1月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本37 『父・夏目漱石』、夏目伸六著、文春文庫、2016年。 著者(1908~1975)は、夏目漱石(1867~1916)の次男です。 父親を回顧した本書は昭和時代に執筆・出版され、最近、文庫化されました。 漱石死去の際に9歳だ […]