2025年7月1日 / 最終更新日時 : 2025年7月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本692:『天路の旅人 上・下』、沢木耕太郎 著、新潮文庫、2025年 西川一三(にしかわ・かずみ、1918~2008)という男性がいました。 第二次世界大戦中、日本の諜報員として中国奥地へ潜入し、情報を収集した人物です。 彼は、1946年(昭和21年)の春ごろに我が国の敗北を知ったのですが […]
2025年4月1日 / 最終更新日時 : 2025年4月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本679:『危険だからこそ知っておくべき カルトマーケティング』、雨宮純 著、ぱる出版、2024年 タイトル内に含まれる言葉「カルト」とは、カリスマ的な指導者の言動を狂信する集団のことです。 上掲書を執筆なさったのは「悪徳商法や陰謀論、カルト宗教などに関する著述を行うライターとして活動している(P. 10)」雨宮氏。 […]
2023年7月13日 / 最終更新日時 : 2023年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本591:『亜宗教:オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで』、中村圭志 著、インターナショナル新書、2023年 上掲書のサブタイトルを目にしたとき、わたしは「一冊でこれほど幅広い話題を網羅するのは無理だろう」と感じました。 ところが、読んでみれば、きっちり網羅しているではないですか! しかも「この箇所で心理学のあの知見を書き込んだ […]
2018年6月28日 / 最終更新日時 : 2023年7月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本171 『消された信仰:「最後のかくれキリシタン」-長崎・生月島の人々』、広野真嗣著、小学館、2018年。 キリスト教を信仰することが禁じられていた江戸時代、ひそかにキリスト教徒でありつづけた集団を「潜伏キリシタン」と呼びます。 […]