2018年4月3日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本151 『高橋是清自伝 上・下』、高橋是清著、中公文庫、2018年。 「本の値段は高い」と苦情をいう人々がいます。 『高橋是清自伝』は、上巻・下巻あわせて1960円(税別)。 これほどまでに中身が濃く、人生の指針となり得る内容を […]
2018年3月26日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本147 『東京にオリンピックを呼んだ男』、高杉良著、角川文庫、2018年。 わたしは月刊誌の編集者だったころ、職場の先輩に教えてもらい、高杉氏(1939年生まれ)のビジネス小説を読みだしました。 すぐさまファンとなり、一時は濫読 […]
2017年12月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本121 『命もいらず名もいらず 西郷隆盛』、北康利著、WAC BUNKO、2017年。 西郷隆盛(1828~1877)の生涯と彼がすごした幕末から明治にかけての世相とを叙述した歴史書です。 西郷といえば誰もが知る国士。 当時にあ […]
2017年12月8日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本119 『江戸川乱歩と横溝正史』、中川右介著、集英社、2017年。 わたしは若かったころ、春陽文庫の江戸川乱歩(1894~1965)シリーズを読み尽くしました。 大学時代には、当時大人気だった横溝正史(1902~1981)の作品 […]
2017年12月8日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本118 『変節と愛国:外交官・牛場信彦の生涯』、浅海保著、文春新書、2017年。 高校時代だったと思いますが、とにかくずいぶん以前に、わたしは『わだつみのこえ消えることなく:回天特攻隊員の手記』、和田稔著、筑摩書房(1967年) […]
2017年10月17日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本107 『文豪の女遍歴』、小谷野敦著、幻冬舎新書、2017年。 森鴎外(1862~1922)や夏目漱石(1867~1916)から池田満寿夫(1934~1997)まで、全62名の作家たちの異性関係をつぶさに調べあげ、列挙した本です […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本106 『山本直純と小澤征爾』、柴田克彦著、朝日新書、2017年。 わたしは本書のおかげで、自分の耳に残っているいくつかの古い音楽が山本直純氏(1932~2002)作曲である事実を知りました。 たとえば、 直純が作曲した「リンデ […]
2017年9月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本102 『吉本せい:お笑い帝国を築いた女』、青山誠著、中経の文庫、2017年。 現在は大企業となっている吉本興業株式会社の創業者で、初代社長でもあった、吉本せい(1889~1950)に関する伝記です。 せいは経済的ゆとりがある家 […]
2017年9月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本97 『高倉健:七つの顔を隠し続けた男』、森功著、講談社、2017年。 わたしは高倉健(1931~2014)が出演した映画をごくわずかしか観ていません。 しかし、もちろん国民的人気を有する偉大な俳優でいらしたことは知っています […]
2017年8月24日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本94 『日本株式会社の顧問弁護士:村瀬二郎の「二つの祖国」』、児玉博著、文春新書、2017年。 村瀬二郎という快男児の存在を知ることができた本です。 彼は、1928年(昭和3年)アメリカ合衆国生まれで、第二次世界大戦中は日本で […]
2017年1月16日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本39 『汝、ふたつの故国に殉ず:台湾で「英雄」となったある日本人の物語』、門田隆将著、角川書店、2016年。 すばらしい本と出会いました。 日本人を父にもち、台湾人を母にもった、湯徳章氏(日本名は坂井徳章氏、男性)の人生を描い […]
2017年1月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本37 『父・夏目漱石』、夏目伸六著、文春文庫、2016年。 著者(1908~1975)は、夏目漱石(1867~1916)の次男です。 父親を回顧した本書は昭和時代に執筆・出版され、最近、文庫化されました。 漱石死去の際に9歳だ […]