2019年5月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本247 『戦略読書日記:本質を抉りだす思考のセンス』、楠木建著、ちくま文庫、2019年。 著者(1964年生まれ)の作品に接するのは初体験でした。 けれども、以前おこなった書評の、 中川淳一郎、適菜収共著『博愛のすすめ』、講談社 […]
2018年12月28日 / 最終更新日時 : 2018年12月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本214 『日本の同時代小説』、斎藤美奈子著、岩波新書、2018年。 学問に「文献研究」という研究法があります(あっ、前回とそっくりの書き出しになってしまった)。 研究者が特定領域に関する専門書・論文類ほとんどすべてを吟味し、なん […]
2018年9月19日 / 最終更新日時 : 2018年10月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本198 『読書の極意と掟』、筒井康隆著、講談社文庫、2018年。 著者(1934年生まれ)が、子ども時代からおおむね1990年代までのあいだに読まれた本のうち、影響が強かった作品を列挙し、感想を述べられたものです。 ご自身で「筒 […]
2018年9月5日 / 最終更新日時 : 2018年9月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本192 『本が好き、悪口言うのはもっと好き』、高島俊男著、ちくま文庫、2018年。 もともとは1995年に単行本として刊行された作品です。 いったん文春文庫に収められ、そして2018年、ちくま文庫のほうから再出版の運びとなりまし […]
2018年4月19日 / 最終更新日時 : 2018年4月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本155 『本を遊ぶ:働くほど負ける時代の読書術』、小飼弾著、朝日文庫、2018年。 非常に本好きな小飼氏(1969年生まれ)がお書きになった読書指南です。 念頭にある対象者はおもに若い人たち。 読書をすべき、多彩な本を読むべき、 […]
2018年3月5日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本139 『司馬遼太郎で読み解く幕末・維新』、小谷野敦著、ベスト新書、2018年。 司馬遼太郎(1923~1996)のほぼ全作品を概観し、内容や価値をひとつひとつ吟味した本です。 幕末から明治維新にかけての諸作に重点が置かれてはい […]
2018年3月2日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本138 『葬られたマンガ・アニメ150 超絶句編』、鈴木祐一郎編集、鉄人社、2018年。 種々の事情で販売禁止・放送禁止になってしまったマンガやアニメさらにはゲームを総ざらいした本です。 あつかわれているほとんどが日本の作品でし […]
2017年10月26日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本109 『グルメ漫画50年史』、杉村啓著、星海社新書、2017年。 題名どおり、日本のグルメマンガの歴史を展望した、集大成といえる一冊です。 情報が豊富でした。 わたしがおどろいたのは、黎明期の名作のひとつとして、1970年、『 […]
2017年6月22日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本73 『芥川賞の偏差値』、小谷野敦著、二見書房、2017年。 芥川賞は、1935年(昭和10年)に第1回が授与され、爾来、現在までつづいています。 著者(1962年生まれ)は2016年(平成28年)第156回までの全受賞作に目 […]
2017年5月18日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本64 『この自伝・評伝がすごい!』、成毛眞著、KADOKAWA、2017年。 著者(1955年生まれ)は、元・日本マイクロソフト社の社長でいらっしゃり、そののち投資コンサルティング会社を設立された、ずっとビジネスの世界でご活躍 […]
2017年3月15日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本50 『古本道入門:買うたのしみ、売るよろこび』、岡崎武志著、中公文庫、2017年。 初めて岡崎氏が書かれた本を読みました。 1957年のお生まれだそうですから、わたしとほぼ同世代です。 古本を愛されており、東京を中心として全 […]
2017年2月13日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本45 『読んでいない本について堂々と語る方法』、ピエール・バイヤール著、ちくま学芸文庫、2016年。 ヨーロッパでベストセラーになった本だそうです。 昨今の日本では「実は目を通していない書物に関し(見栄を張りながら)解説する」 […]