2023年3月7日 / 最終更新日時 : 2023年3月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本567:『知の巨人が選んだ世界の名著200』、佐藤優 著、宝島社新書、2023年 わたしは佐藤氏(1960年生まれ)を「知の巨人」のひとりと見なすことにやぶさかではありません。 かねてより同氏における読書量の膨大さと読了した本の内容を自在に取りだし活用なさる頭の良さに舌を巻いているからです。 上掲書は […]
2022年8月29日 / 最終更新日時 : 2022年8月30日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本532:『バカの災厄:頭が悪いとはどういうことか』、池田清彦 著、宝島社新書、2022年 生物学者・池田氏(1947年生まれ)。 山梨大学および早稲田大学の名誉教授でいらっしゃいます。 わたしは、 池田清彦 著『科学とオカルト』、講談社学術文庫(2007年) 池田清彦 著『世間のカラクリ』、新潮文庫(2016 […]
2022年5月24日 / 最終更新日時 : 2022年5月24日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本511:『あなたもだまされている陰謀論とニセ科学』、左巻健男 著、ワニブックスPLUS新書、2022年 元・法政大学教授で理科教育や科学コミュニケーションがご専門の左巻氏(1949年生まれ)による、読みやすい啓蒙書です。 陰謀論とは、ある事件や出来事について、事実や一般に認められている説とは別に、世に隠された不正な謀略とか […]
2022年3月17日 / 最終更新日時 : 2022年3月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本495:『世界を震撼させた日本人:心を奮い立たせる日本の偉人』、門田隆将、高山正之 共著、SB新書、2022年 保守論客おふたりによる保守的な対談。 国の名を高からしめた日本人多数の話を語られています。 表題で顕示されている「世界を震撼させた」は大げさと言わざるを得ませんが、歴史上の偉人に関心がある向きは読んでおいたほうが良い、知 […]
2022年1月18日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本482:『強迫症を治す:不安とこだわりからの解放』、亀井士郎、松永寿人 共著、幻冬舎新書、2021年 上掲書は精神科医2名が共同執筆されたものです。 そのうちのおひとり亀井氏は強迫症の患者として辛いご経験をなさいました。 当事者ならではの具体例がたくさん記述されている、身につまされた作品です。 わたしが「身につまされた」 […]
2021年1月21日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本399 『スマホ脳』、アンデシュ・ハンセン著、新潮新書、2020年。 スウェーデンの精神科医ハンセン氏(1974年生まれ、男性)が世に問うた警告の書です。 氏の主な訴えは、 「スマホの使用を制限すること(pp.235)」 「人間 […]
2020年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本391 『メディア論の名著 30』、佐藤卓己著、ちくま新書、2020年。 メディア史研究家で京都大学大学院教授の佐藤氏(1960年生まれ)が、ご自身の来し方を振り返りつつ斯界の「名著」に接した思い出を語る、学術性が高い書評です。 […]
2020年11月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本383 『「うつ」は炎症で起きる』、エドワード・ブルモア著、草思社文庫、2020年。 わたしのごとく凡庸な臨床心理学徒でさえ読書中たびたび感嘆の唸(うな)り声をあげた、知的刺激満杯の一冊でした。 非常に重要な内容です。 主旨は簡 […]
2020年3月24日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本322 『ニューヨーク・タイムズを守った男』、デヴィッド・E・マクロー著、毎日新聞出版、2020年。 アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』紙は、2020年、横浜へ寄港したイギリス船「ダイヤモンド・プリンセス号」に向けたわが国の新 […]
2019年6月3日 / 最終更新日時 : 2019年8月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ20 『ペリリュー:楽園のゲルニカ 6』、武田一義作画、白泉社、2019年。 太平洋戦争末期の1944年、パラオのペリリュー島において、日本軍と米軍が激突しました。 「ペリリューの戦い」と呼ばれています。 凄絶な戦闘でした。 […]
2019年1月7日 / 最終更新日時 : 2019年1月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本215 『わたしの家族の明治日本』、ジョアンナ・シェルトン著、文藝春秋、2018年。 アメリカ人でプロテスタントの宣教師だったトーマス・アレクサンダー(1850~1902)は、「西南の役」が終結した直後の日本へ奥様と共に赴任し、 […]
2018年12月7日 / 最終更新日時 : 2018年12月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本212 『世界を変えた 日本と台湾の絆』、黄文雄著、徳間書店、2018年。 日本と台湾の人的交流、なかんずく日本から台湾へ渡り同国の発展に尽力した日本人たちについて、紹介した本です。 当該領域の読書を長期間つづけているわたしも知 […]