2017年1月16日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本39 『汝、ふたつの故国に殉ず:台湾で「英雄」となったある日本人の物語』、門田隆将著、角川書店、2016年。 すばらしい本と出会いました。 日本人を父にもち、台湾人を母にもった、湯徳章氏(日本名は坂井徳章氏、男性)の人生を描い […]
2017年1月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本37 『父・夏目漱石』、夏目伸六著、文春文庫、2016年。 著者(1908~1975)は、夏目漱石(1867~1916)の次男です。 父親を回顧した本書は昭和時代に執筆・出版され、最近、文庫化されました。 漱石死去の際に9歳だ […]
2017年1月4日 / 最終更新日時 : 2024年2月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本35 『ロケット・ササキ:ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正』、大西康之著、新潮社、2016年。 書名を見て「佐々木さんというロケット工学者の話かな」と思いました。 間違いでした。 主人公が議論をしているときの発想の速 […]
2016年11月4日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本33 『本当に偉いのか:あまのじゃく偉人伝』、小谷野敦著、新潮新書、2016年。 小谷野氏(1962年生まれ)の新作です。 わたしは同氏の文章が好きなので、お書きになった本はほとんどすべて読みました。 おもしろいし、ためになり […]
2016年2月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本19 『佐治敬三と開高健:最強のふたり』、北康利著、講談社、2015年。 サントリー株式会社(現:サントリーホールディングス株式会社)の第2代社長だった佐治敬三氏(1919~1999)と、同社の社員であり著名な作家でもあった開 […]
2015年10月5日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本12 『孤塁の名人:合気を極めた男・佐川幸義』、津本陽著、文春文庫、2010年。 心理学者としてのわたしは、科学的根拠を重視する「行動主義」という学派に身を置いています。 大学の講義でも学生たちに向かって根拠に基づいて考えるこ […]
2015年9月14日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本10 『悪と徳と 岸信介と未完の日本』、福田和也著、扶桑社文庫、2015年。 第56代・第57代の内閣総理大臣だった岸信介(1896~1987)の生涯を叙述した評伝です。 福田氏(1960年生まれ)の過去の作品と同じく、膨大な […]
2015年6月28日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ1 『猫楠:南方熊楠の生涯』、水木しげる作画、角川文庫ソフィア、1996年。 南方熊楠(みなかた・くまぐす)は、慶応3年(1867年)に生まれ、昭和16年(1941年)に74歳で亡くなった、実在の粘菌学者です。 人類学・民俗 […]
2015年6月22日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本3 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』、増田俊也著、新潮社、2011年。 不世出の柔道家・木村政彦の生涯が700ページにわたって書きこまれている本です。 プロレスラーの力道山との異種格闘技戦が主題です。 ふたりは19 […]