2020年1月27日 / 最終更新日時 : 2020年1月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本310 『狂気の科学者たち』、アレックス・バーザ著、新潮文庫、2019年。 英語で書かれている上掲書を和訳されたプレシ南日子氏は「訳者あとがき」にて、 翻訳のお話をいただいたとき、「私もちょうどこういう本が読みたかったんだ」と思 […]
2020年1月6日 / 最終更新日時 : 2020年1月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本305 『科学者が消える:ノーベル賞が取れなくなる日本』、岩本宣明著、東洋経済新報社、2019年。 現在の日本では科学研究の成果が質量ともに衰退してきている、原因は、 (1)研究費が潤沢ではないため (2)研究の分野に進んでも生 […]
2019年10月21日 / 最終更新日時 : 2019年10月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本293 『触れることの科学:なぜ感じるのか、どう感じるのか』、デイヴィッド・J・リンデン著、河出文庫、2019年。 著者(1961年生まれ)は、アメリカの神経科学者。 メリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス大学医学部教授です。 […]
2019年8月19日 / 最終更新日時 : 2019年8月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本273 『生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究』、仲野徹著、河出文庫、2019年。 非常に良質な科学解説書でした。 解説されていたのは科学それ自体というより、科学者たちや研究者たち。 ご自身が医師であり、生命科学を専攻 […]
2019年6月14日 / 最終更新日時 : 2019年6月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本256 『科学がつきとめた「運のいい人」』、中野信子著、サンマーク文庫、2019年。 中野氏(1975年生まれ)は脳科学ならびに認知科学がご専門。 であるならば、たぶん上掲書ではドーパミンやセロトニンやオキシトシンが語られるだろ […]
2019年3月7日 / 最終更新日時 : 2022年5月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本228 『科学と非科学:その正体を探る』、中屋敷均著、講談社現代新書、2019年。 農学者でいらっしゃる著者(1964年生まれ)が、科学的な正しさとは何なのか、科学に存在意義はあるのか、などの疑義を提起したのち、じっくり検討して […]
2019年2月7日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本222 『工学部ヒラノ教授のラストメッセージ』、今野浩著、青土社、2019年。 今野氏(1940年生まれ)による『ヒラノ教授』シリーズ。 ご勤務先だった筑波大学や東京工業大学それに中央大学の実態を暴いた「学界および教育界の秘話集 […]
2018年11月5日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本206 『司馬江漢:「江戸のダ・ヴィンチ」の型破り人生』、池内了著、集英社新書、2018年。 司馬江漢(1747~1818)。 わたしはこの人に関する知識をもっておらず、 新戸雅章著『江戸の科学者:西洋に挑んだ異才列伝』、平凡社 […]
2018年11月1日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本205 『ホモ・デウス:テクノロジーとサピエンスの未来 上・下』、ユヴァル・ノア・ハラリ著、河出書房新社、2018年。 残念な読書でした。 ……人間は、類人猿から進化して以来最大の悩みでありつづけた「飢饉」「疫病」「戦争」を克服 […]
2018年5月14日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本161 『江戸の科学者:西洋に挑んだ異才列伝』、新戸雅章著、平凡社新書、2018年。 みごとな出来ばえの本でした。 江戸時代にコツコツと科学・技術を学んだ人たちの人生および各種エピソードを紹介した内容です。 まず、数学者として名 […]
2018年5月10日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本160 『合成生物学の衝撃』、須田桃子著、文藝春秋、2018年。 まずもって「合成生物学」とは何か? 合成生物学では、遺伝子などのDNA部品や、複数の部品をつなぎ合わせて特定の機能を持たせた生物デバイス(装置)を組み合わせて、自 […]
2018年3月6日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本140 『理系という生き方:東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』、最相葉月著、ポプラ新書、2018年。 ノンフィクション作家である最相氏(1963年生まれ)が、東京工業大学で非常勤講師としておこなった講義の記録です。 […]