2018年10月18日 / 最終更新日時 : 2018年10月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本203 『マスコミ偽善者列伝:建て前を言いつのる人々』、加地伸行著、飛鳥新社、2018年。 評判の書物であると聞き、わたしも入手しました。 中国哲学を専攻されている加地氏(1936年生まれ)が、闘争心満々で、当たるを幸い現代日本 […]
2018年10月1日 / 最終更新日時 : 2018年10月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本199 『1968年』、中川右介著、朝日新書、2018年。 1968年(昭和43年)に日本社会で起こったできごとをまとめた、歴史ノンフィクションです。 音楽業界、マンガ界、プロ野球界、映画界、以上4領域にしぼり、そこでの現象・事 […]
2018年9月13日 / 最終更新日時 : 2018年9月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本197 『日本人とドイツ人:比べてみたらどっちもどっち』、雨宮紫苑著、新潮新書、2018年。 わたしの場合、上記タイトルを見て思い浮かべるのは、 イザヤ・ベンダサン著『日本人とユダヤ人』、角川文庫(1972年) です。 深遠な議 […]
2018年9月10日 / 最終更新日時 : 2018年9月10日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本195 『世界でバカにされる日本人:今すぐ知っておきたい本当のこと』、谷本真由美著、ワニブックスPLUS新書、2018年。 テレビ番組や雑誌記事、書籍で取り上げる「スゴイ日本!」では、次のようなことが「これでもか!」というくらい […]
2018年8月16日 / 最終更新日時 : 2018年8月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本185 『日本衆愚社会』、呉智英著、小学館新書、2018年。 呉氏(1946年生まれ)は、わたしが最も尊敬する評論家です。 卓見の士で、軽妙なレトリックを用いながら多方面にわたる評論をなさってきました。 とりわけ「正確な言葉づか […]
2018年8月8日 / 最終更新日時 : 2018年8月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本183 『世界が感動する日本の「当たり前」』、マンリオ・カデロ著、小学館新書、2018年。 カデロ氏(1953年生まれ、男性)は、サンマリノ共和国の駐日大使。 サンマリノは、イタリア領土内にある、世界で5番目に小さい国だそうです […]
2018年7月3日 / 最終更新日時 : 2018年7月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本174 『手塚番:神様の伴走者』、佐藤敏章著、小学館文庫、2018年。 「マンガの神様」といわれた手塚治虫(1928~1989)。 その手塚を担当していた編集者15名、手塚と親交があったマンガ家2名、以上のかたがたにインタビュー […]
2018年7月2日 / 最終更新日時 : 2018年7月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本173 『平成史』、佐藤優、片山杜秀共著、小学館、2018年。 佐藤氏(1960年生まれ)と片山氏(1963年生まれ)による長時間の対談を書籍化したものです。 対談テーマは、2019年4月末に終了する予定の「平成時代」。 ご両所 […]
2018年6月28日 / 最終更新日時 : 2023年7月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本171 『消された信仰:「最後のかくれキリシタン」-長崎・生月島の人々』、広野真嗣著、小学館、2018年。 キリスト教を信仰することが禁じられていた江戸時代、ひそかにキリスト教徒でありつづけた集団を「潜伏キリシタン」と呼びます。 […]
2018年5月31日 / 最終更新日時 : 2018年6月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本165 『日本人はなぜ存在するか』、與那覇潤著、集英社文庫、2018年。 知的な刺激をたっぷり与えてくれた本でした。 「再帰性」という言葉を軸にしながら、日本史、日本国籍、日本文化、などを深遠に考察したものです。 再帰性とは、 […]
2018年5月1日 / 最終更新日時 : 2018年5月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本158 『外から見えない世の中の裏事情』、ライフ・リサーチ・プロジェクト編、青春文庫、2018年。 色鉛筆が丸く作られている理由から、火星移住をした人類が地球へ戻れなくなる可能性に関してまで、硬軟おりまぜ、どちらかというと「軟」 […]
2018年4月24日 / 最終更新日時 : 2018年4月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本157 『日本を蝕む「極論」の正体』、古谷経衡著、新潮新書、2018年。 まず、著者(1982年生まれ)は「極論というものを目にすることが多くなった(pp.7)」旨を語られました。 ここでいう極論とは「コモンセンスから外れた物言 […]