2023年3月6日 / 最終更新日時 : 2023年3月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本565:『スマホはどこまで脳を壊すか』、榊浩平 著、朝日新書、2023年 気鋭の脳科学者でいらっしゃる榊氏(1989年生まれ)が、さまざまなデータを交えつつ、スマホそしてインターネットやゲームの害悪を論じられました。 スマホだのネットだのゲームだのはよろしくないだろうというのは多くの人々が何と […]
2022年11月29日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本548:『オレンジ色の悪魔は 教えずに育てる:やる気と可能性を120%引き出す奇跡の指導法』、田中宏幸 著、ダイヤモンド社、2021年 「オレンジ色の悪魔」とは、マーチングの強豪・京都橘高等学校吹奏楽部につけられた愛称です。 名称は(中略)いつ誰が付けたのかは不詳とされています。(pp.223) オレンジ色ユニフォーム姿の部員たちが非常に完成度の高いパフ […]
2022年6月23日 / 最終更新日時 : 2022年6月23日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本518:『人類は何を失いつつあるのか』、山極寿一、関野吉晴 共著、朝日文庫、2022年 霊長類学および人類学を研究していらっしゃる山極氏(1952年生まれ)。 探検家で医師の関野氏(1949年生まれ)。 上掲書は、お二人がそれぞれの専門領域における知見を踏まえ、人間さらには世界に関し対談をおこなったものです […]
2022年5月26日 / 最終更新日時 : 2022年5月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本512:『20ヵ国語ペラペラ:私の外国語学習法』、種田輝豊 著、ちくま文庫、2022年 種田氏(1938~2017)は、表題どおり、20の言語に通暁していた人物です。 南方熊楠(1867~1941)が18~22ヵ国語を話せたといいますので、種田氏の外国語力は日本が生んだ大学者に匹敵するレベルでした。 しかも […]
2022年3月14日 / 最終更新日時 : 2022年3月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本492:『津田梅子:明治の高学歴女子の生き方』、橘木俊詔 著、平凡社新書、2022年 津田梅子(1864~1929)は、1871年(明治4年)、6歳だったときに「岩倉使節団」のメンバーとしてアメリカ合衆国へわたりました。「最近読んだ本166」 11年後に帰国、それから再渡米。 ペンシルベニア州のブリンマー […]
2022年3月7日 / 最終更新日時 : 2022年3月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本490:『世界史の分岐点:激変する新世界秩序の読み方』、橋爪大三郎、佐藤優 共著、SB新書、2022年 橋爪氏(1948年生まれ)はおもに学界で、佐藤氏(1960年生まれ)はおもに出版界で、それぞれ活躍していらっしゃる知識人。 『世界史の分岐点』は両者の対談をまとめた読物でした。 橋爪氏の「まえがき」によれば、 とりあげる […]
2021年7月13日 / 最終更新日時 : 2021年7月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本454 『文部科学省:揺らぐ日本の教育と学術』、青木栄一 著、中公新書、2021年。 全官庁における文部科学省の位置づけはどの程度なのか? 有力な政治家が文部科学大臣に任命されるのか? 文部科学省には東大卒・京大卒の職員が多数在 […]
2021年5月11日 / 最終更新日時 : 2021年5月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本434 『「民間学童」のつくり方・運営の仕方』、遠藤奈央子 著、日本実業出版社、2019年。 ふだん当コラムで評している書物類に比べるとやや発行年が古い作品なのですが、わたしは学童保育領域に漠然と関心をもっているため、先日、書店 […]
2021年4月28日 / 最終更新日時 : 2021年4月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本430 『ハーバードはなぜ日本の「基本」を大事にするのか』、佐藤智恵 著、日経プレミアシリーズ、2020年。 アメリカ合衆国、ハーバード大学経営大学院。 MBA(経営学修士号)を発行する高等教育機関として、おそらく世界で最も充実 […]
2021年4月27日 / 最終更新日時 : 2021年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本429 『大学教授、発達障害の子を育てる』、岡嶋裕史 著、光文社新書、2021年。 岡嶋氏(1972年生まれ)は中央大学国際情報学部の教授で、ご専門は「情報ネットワークや情報セキュリティ(pp.4)」です。 自閉症スペクトラム障 […]
2021年4月26日 / 最終更新日時 : 2021年4月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本428 『エデュケーション:大学は私の人生を変えた』、タラ・ウェストーバー 著、早川書房、2020年。 暗鬱な自伝でした。 あらすじについては、上掲書を訳された村井理子氏が「訳者あとがき」で適切にまとめていらっしゃるので、それを […]
2021年2月18日 / 最終更新日時 : 2021年2月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本408 『日本の教育はダメじゃない:国際比較データで問いなおす』、小松光、ジェルミー・ラプリー 共著、ちくま新書、2021年。 「日本の学校教育はダメだ」 そのように言う人はたくさんいます。あるいは「日本の学校教育は創造性を育( […]