2024年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年7月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本658:『審判はつらいよ』、鵜飼克郎 著、小学館新書、2024年 ユニークな切り口の作品です。 本書の各章はサッカー、プロ野球、アマチュア野球、柔道、ボクシング、飛び込み(水泳)、ゴルフ、大相撲の審判員のインタビューで構成されている。(P. 4) 彼ら・彼女らは「競技への熱い思い、審判 […]
2024年2月13日 / 最終更新日時 : 2024年2月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本632:『怪物に出会った日:井上尚弥と闘うということ』、森合正範 著、講談社、2023年 プロボクサーの井上尚弥選手(1993年生まれ)。 2024年2月現在までに、世界ライトフライ級王者、世界スーパーフライ級王者、世界バンタム級4団体統一王者、世界スーパーバンタム級4団体統一王者、となられました。 「モンス […]
2023年10月11日 / 最終更新日時 : 2023年10月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本609:『2000年の桜庭和志』、柳澤健 著、文春文庫、2023年 プロレスラーで、総合格闘家としての実績も有されている、桜庭和志氏(1969年生まれ)。 上掲書は彼の闘いの半生をつぶさに語ったスポーツ・ノンフィクションです。 2017年に彼が米国の総合格闘技団体UFCより「殿堂入り表彰 […]
2023年9月19日 / 最終更新日時 : 2023年9月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本605:『むしろ幻想が明快なのである:虫明亜呂無レトロスペクティブ』、高崎俊夫 編、ちくま文庫、2023年 わたしが初めて虫明亜呂無(むしあけ・あろむ、男性、1923~1991)の随筆に接したのは、もう半世紀前。 ラグビーを語った文章でした。 当時、自分自身がラグビー部員だった関係で内容に魅入られたこと、そして執筆者名が一風変 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本604:『世界史の中のヤバい女たち』、黒澤はゆま 著、新潮新書、2023年 上掲書は、歴史小説家・黒澤氏(1979年生まれ)が世界史の中で大きなインパクトをのこした女性10数名を選び、その人生を紹介してくださった作品です。 感動したのは、第1章に出てくる英国『アーサー王物語』のエピソード。 アー […]
2023年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年9月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本603:『アメリカがカルトに乗っ取られた!』、町山智浩 著、文藝春秋、2022年 アメリカ合衆国に居住して「22年(pp.271)」になられる著者(1962年生まれ)。 現地での体験記をつぎつぎ日本で出版なさっています。「最近読んだ本555」 『アメリカがカルトに~』も、そのひとつ。 今回は「オカルト […]
2023年8月16日 / 最終更新日時 : 2023年8月16日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本597:『世界一のベンチで起きたこと:2023WBCで奔走したコーチの話』、城石憲之 著、ワニブックスPLUS新書、2023年 2023年3月に開催された「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で、日本代表チーム「侍ジャパン」は、栗山英樹監督の好采配そして選手たちの懸命なプレーの結果、みごと優勝を果たしました。 城石氏(1973年生まれ) […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本578:『大谷翔平とベーブ・ルース:2人の偉業とメジャーの変遷』、AKI猪瀬 著、角川新書、2023年 わたしがアメリカ合衆国に住んでいた時代、野茂英雄投手(1968年生まれ)がメジャーリーグにやってきて活躍しだし、野球好きな一般のアメリカ人だけでなく、日系アメリカ人をも熱狂させました。 そのころ、わたしには親しい日系のか […]
2022年11月29日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本548:『オレンジ色の悪魔は 教えずに育てる:やる気と可能性を120%引き出す奇跡の指導法』、田中宏幸 著、ダイヤモンド社、2021年 「オレンジ色の悪魔」とは、マーチングの強豪・京都橘高等学校吹奏楽部につけられた愛称です。 名称は(中略)いつ誰が付けたのかは不詳とされています。(pp.223) オレンジ色ユニフォーム姿の部員たちが非常に完成度の高いパフ […]
2022年9月21日 / 最終更新日時 : 2022年9月23日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本537:『戦時下のノーサイド:大学ラグビー部員たちの生と死』、早坂隆 著、さくら舎、2022年 戦時下において(中略)若きラガーマンたちは何を考え、いかなる人生を歩んでいったのか。そして、ラグビーに別れを告げて戦地に赴き、命を散らした若者たちの生涯とは何であったのか。(pp.5) 大学ラグビーで活躍した選手たちが日 […]
2022年2月7日 / 最終更新日時 : 2022年2月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本486:『柔術狂時代:20世紀初頭アメリカにおける柔術ブームとその周辺』、藪耕太郎 著、朝日選書、2021年 柔術や柔道は、20世紀初頭の欧米世界に大ブームを巻き起こしていたのである。(pp.4) 本書は関心が惹起されざるを得ないこうした文章でスタートしました。 書中の解説によれば、アメリカ合衆国における柔術・柔道普及の貢献者が […]
2021年12月23日 / 最終更新日時 : 2021年12月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本480:『雲上の巨人 ジャイアント馬場』、門馬忠雄 著、文藝春秋、2021年 ジャイアント馬場(1938~1999)、本名は馬場正平とおっしゃいます。 日本が生んだ最も偉大なプロレスラーのひとりで、「絶頂期の最高体重が145キロ(中略)身長2メートル9センチ(pp.18)」の巨軀を誇られ、複数のチ […]