2021年6月8日 / 最終更新日時 : 2021年6月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本442 『教養脳:自分を鍛える最強の10冊』、福田和也 著、文春新書、2021年。 文芸評論家でいらっしゃる福田氏(1960年生まれ)は、「文芸」を超え、対象がなんであろうと「評論」できる、ケタはずれな学識をおもちの書き手です。 […]
2021年2月22日 / 最終更新日時 : 2021年2月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本409 『サブカルズ:千夜千冊エディション』、松岡正剛著、角川文庫、2021年。 上掲書を読書中、松岡氏(1944年生まれ)の旧作「最近読んだ本334」を繙(ひもと)いていた当時とおなじく、ページから情報の洪水が押し寄せてきて、 […]
2020年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本391 『メディア論の名著 30』、佐藤卓己著、ちくま新書、2020年。 メディア史研究家で京都大学大学院教授の佐藤氏(1960年生まれ)が、ご自身の来し方を振り返りつつ斯界の「名著」に接した思い出を語る、学術性が高い書評です。 […]
2020年10月8日 / 最終更新日時 : 2020年10月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本374 『現代日本を読む:ノンフィクションの名作・問題作』、武田徹著、中公新書、2020年。 ノンフィクションが大好きなわたしには堪(こた)えられない一冊でした。 現代の各種ノンフィクションより23冊を選び、折々の社会の動向に照 […]
2020年7月13日 / 最終更新日時 : 2020年7月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本351 『いまこそ「小松左京」を読み直す』、宮崎哲弥著、NHK出版新書、2020年。 新型コロナウイルス禍が収束の気配すら見せていない2020年7月現在、あちこちで、 小松左京著『復活の日』、角川文庫(1975年) が、語られる […]
2020年7月3日 / 最終更新日時 : 2020年7月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本347 『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』、松永暢史著、扶桑社文庫、2020年。 松永氏(1957年生まれ)は「教育環境設定コンサルタント(pp.24)」でいらっしゃるとのこと。 教育環境設定コンサルタントは「プロ […]
2020年4月7日 / 最終更新日時 : 2020年4月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本324 『本屋を守れ:読書とは国力』、藤原正彦著、PHP新書、2020年。 わたしはむかし、 藤原正彦著『若き数学者のアメリカ』、新潮文庫(1981年) を読みました。 渡米を計画中だった時期でしたので、差しせまった必要性が背景 […]
2020年3月19日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本321 『知の旅は終わらない:僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと』、立花隆著、文春新書、2020年。 ジャーナリストおよび評論家でいらっしゃる立花氏(1940年生まれ)の自伝です。 約80年の人生を振り返りながら、そ […]
2020年2月3日 / 最終更新日時 : 2020年2月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本311 『この名作がわからない』、小谷野敦、小池昌代共著、二見書房、2019年。 世間で「名作」と称されている文学作品のうち、じつは名作ではないものが一定数含まれているのではないか、名作あつかいすべきでないものが少なからずあるの […]
2019年10月23日 / 最終更新日時 : 2019年10月23日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本294 『「罪と罰」を読まない』、岸本佐知子、三浦しをん、吉田篤弘、吉田浩美著、文春文庫、2019年。 ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキー(1821~1881)が1866年に発表した『罪と罰』。 『「罪と罰」を読まない』は […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本268 『ベストセラー伝説』、本橋信宏著、新潮新書、2019年。 著者は1956年生まれ。 わたしより1歳年下のかたです。 夕陽の向こうに消えていったベストセラーとそれをつくった先達を追ってみよう。(pp.6) こんな「夕やけ番 […]
2019年5月20日 / 最終更新日時 : 2019年5月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本249 『新装版 三四郎はそれから門を出た』、三浦しをん著、ポプラ文庫、2019年。 小説家の三浦氏(1976年生まれ)がお書きになった書評です。 わたしは当初、氏を男性だと思い込んでいたところ、女性でした。 たいへん失礼いたし […]