2023年6月1日 / 最終更新日時 : 2023年6月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本581:『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである:コロナ禍「名店再訪」から「保守再起動」へ』、福田和也 著、河出書房新社、2023年 わたしは長らく福田氏(1960年生まれ)のご著書を愛読してきました。 今回ひさしぶりに同氏の新作を見つけ、購入したのですが、著者近影を見て驚愕。 氏があまりにもお瘦せになっており、むかしの面影がないのです。 体重は30キ […]
2023年5月26日 / 最終更新日時 : 2023年5月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本580:『2016年の週刊文春』、柳澤健 著、光文社未来ライブラリー、2023年 著者の柳澤氏(1960年生まれ)は、元『週刊文春』編集部員で、2023年現在、フリーのノンフィクションライターをなさっているかたです。 『2016年の週刊文春』。 ご自分の古巣を描いた社史みたいな展開の読物であり、195 […]
2023年5月25日 / 最終更新日時 : 2023年5月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本579:『国難のインテリジェンス』、佐藤優 著、新潮新書、2023年 上掲書は、博覧強記の著述家である佐藤氏(1960年生まれ)が「高度な学知や芸術的才能を現実に生かす類い稀な才能を持った人々(pp.5)」全14名と対談した、「知的刺激に富む(pp.5)」作品です。 数学、土木工学、人口学 […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本578:『大谷翔平とベーブ・ルース:2人の偉業とメジャーの変遷』、AKI猪瀬 著、角川新書、2023年 わたしがアメリカ合衆国に住んでいた時代、野茂英雄投手(1968年生まれ)がメジャーリーグにやってきて活躍しだし、野球好きな一般のアメリカ人だけでなく、日系アメリカ人をも熱狂させました。 そのころ、わたしには親しい日系のか […]
2023年5月12日 / 最終更新日時 : 2023年5月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本577:『幕末明治 鬼才列伝』、出久根達郎 著、草思社文庫、2023年 二宮金次郎(1787~1856) 天田愚庵(1854~1904) 幸田露伴(1867~1947) 江戸時代から明治時代にかけて活躍した「鬼才」たちを紹介した本で、上記の3名が主たる登場者です。 ほかにも、3名と交流があっ […]
2023年5月10日 / 最終更新日時 : 2023年5月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本576:『酒場學校の日々:フムフム・グビグビ・たまに文學』、金井真紀 著、ちくま文庫、2023年 詩人・草野心平(1903~1988)が、1960年、東京にて開いた酒場「學校」。 彼の没後も関係者らの後押しがあり存続できていたものの、とうとう、2013年に閉店しました。 上掲書はその「學校」で5年ほど働かれた金井氏( […]
2023年4月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本575:『我が身を守る法律知識』、瀬木比呂志 著、講談社現代新書、2023年 元・裁判官の瀬木氏(1954年生まれ)が一般読者を対象に執筆された分りやすい法律書です。 本書は(中略)普通の日本人が一生の間に経験する可能性のある各分野の法的紛争、また生活や取引上の危険を避けるために、あるいはそれらに […]
2023年4月26日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本574:『中国仰天事件簿:欲望止まず やがて哀しき人々』、楊逸 著、WAC、2023年 1964年、中国ハルビン市のお生まれで、1987年に来日され、お茶の水女子大学卒業後に作家としてご活躍、芥川賞も受賞なさった、楊逸(ヤン・イー)氏。 2023年現在、日本大学芸術学部で教鞭をおとりになっているそうです。 […]
2023年4月25日 / 最終更新日時 : 2023年4月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本573:『2050年のメディア』、下山進 著、文春文庫、2023年 下山氏(1962年生まれ)はノンフィクション作家です。 上掲書にて「インターネット普及後の、メディアがさらに大きく揺れ動く激動の時代の変容を、読売新聞、日経、ヤフーを主軸に(pp.542)」お書きになりました。 内容を大 […]
2023年4月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本572:『メガトン級「大失敗」の世界史』、トム・フィリップス 著、河出文庫、2023年 著者のフィリップス氏はケンブリッジ大学にて人類学や歴史学を学ばれた英国人で、2023年現在は編集者として、また作家として、ご活躍中の由です。 上掲書は、過去、深刻な間違いあるいは失笑ものの不始末をしでかした人々を小気味よ […]
2023年4月11日 / 最終更新日時 : 2023年4月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本571:『職場のメンタルヘルス・マネジメント:産業医が教える考え方と実践』、川村孝 著、ちくま新書、2023年 こんな種類の本の執筆は容易ではないでしょう。 なぜかといえば、専門家(本書の場合、産業医・保健師・産業カウンセラーのかたがた)あるいは現場ご担当者(総務部・人事部・安全衛生委員会のかたがた)が知らないような話を書くと、一 […]
2023年4月4日 / 最終更新日時 : 2023年4月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本570:『嫌われ者リーダーの栄光』、鹿島茂 著、日経ビジネス人文庫、2023年 わたしは鹿島氏(1949年生まれ)のお名前を、 鹿島茂、福田和也、松原隆一郎 著『読んだ、飲んだ、論じた:鼎談書評二十三夜』、飛鳥新社(2005年) 鹿島茂、福田和也、松原隆一郎 著『本日の論点・1』、飛鳥新社(2006 […]