2022年6月21日 / 最終更新日時 : 2022年6月21日 Shunsuke_Kanahara コラム メンタルヘルス情報14:大人のADHD 「ADHD(注意欠如・多動症)」という発達障害があり、「不注意」「多動性」「衝動性」を主な特徴にしています。 むかしは「注意欠陥/多動性障害」と訳されていました。 男性の発症率が高く、女性の2~3倍ぐらいと言われています […]
2022年6月20日 / 最終更新日時 : 2022年6月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本517:『小さな町の精神科の名医が教える メンタルを強くする食習慣』、飯塚浩 著、アチーブメント出版、2022年 精神科クリニックの院長でいらっしゃる飯塚氏(1967年生まれ)が執筆された本です。 前半50ページほどは専門的で難しかったのですが、やがて読みやすくなりました。 種々の栄養素や食べ物が心身に良いと紹介してくださっていて、 […]
2022年6月17日 / 最終更新日時 : 2022年6月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本516:『「歴史の終わり」の後で』、フランシス・フクヤマ、マチルデ・ファスティング 編著、中央公論新社、2022年 英語に「Dense(デンス)」という表現があります。 意味は「密度が濃い」。 わたしのアメリカ留学時代、教官たちが折にふれ「デンスな文章を用いて論文を書きなさい」とおっしゃっていました。 たとえば、「この学説を評価してい […]
2022年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年6月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本515:『トオサンの桜 台湾日本語世代からの遺言』、平野久美子 著、産経NF文庫、2022年 台湾では、 日本統治時代(1895~1945)に生まれ、日本式の教育を受け、現在も日本語を使いこなす。(pp.14) こうした人々を「トオサン」と呼びます。 漢字では「多桑」と書き、意味は日本語の「父さん」と同じ。 「呉 […]
2022年6月8日 / 最終更新日時 : 2022年6月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本514:『編集とは何か。』、奥野武範 著、星海社新書、2022年 この非常識なほどぶあつい新書(後略)。(pp.3) こんな文章で始まる上掲書は、全733ページ、たしかに分厚い本です。 ウェブ新聞編集者の奥野氏(1976年生まれ)が、男女あわせて17人の著名編集者にインタビューをおこな […]
2022年6月6日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本513:『キャッチ・アンド・キル』、ローナン・ファロー 著、文藝春秋、2022年 ふう。 緊張しながら読み進みました。 アメリカ合衆国の映画プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン氏(1952年生まれ)は、20年以上、周囲の女性たちにレイプや深刻なセクハラを繰り返していたそうです。 多数の関係者 […]
2022年5月27日 / 最終更新日時 : 2022年5月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ25:『パリピ孔明 9』、四葉タト 原作、小川亮 画、講談社、2022年 諸葛亮(181~234)。 孔明という字(あざな)のほうで知られています。 上掲書は、彼が五丈原で没したあと現代日本に転生、そんな筋立てのマンガでした。 渋谷で知遇を得た若い女性シンガー月見英子の軍師となって、孔明は彼女 […]
2022年5月26日 / 最終更新日時 : 2022年5月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本512:『20ヵ国語ペラペラ:私の外国語学習法』、種田輝豊 著、ちくま文庫、2022年 種田氏(1938~2017)は、表題どおり、20の言語に通暁していた人物です。 南方熊楠(1867~1941)が18~22ヵ国語を話せたといいますので、種田氏の外国語力は日本が生んだ大学者に匹敵するレベルでした。 しかも […]
2022年5月24日 / 最終更新日時 : 2022年5月24日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本511:『あなたもだまされている陰謀論とニセ科学』、左巻健男 著、ワニブックスPLUS新書、2022年 元・法政大学教授で理科教育や科学コミュニケーションがご専門の左巻氏(1949年生まれ)による、読みやすい啓蒙書です。 陰謀論とは、ある事件や出来事について、事実や一般に認められている説とは別に、世に隠された不正な謀略とか […]
2022年5月20日 / 最終更新日時 : 2022年5月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本510:『変見自在 バイデンは赤い』、高山正之 著、新潮社、2022年 『週刊 新潮』に連載中の「変見自在」シリーズが単行本化されたものです。 わたしは、単行本や文庫となった同シリーズのうち、これまで5~6冊ほど読了し、 「最近読んだ本367」 「最近読んだ本406」 2冊を当コラムにて取り […]
2022年5月18日 / 最終更新日時 : 2022年5月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本509:『人生百年の教養』、亀山郁夫 著、講談社現代新書、2022年 ロシア文学者として高名な亀山氏(1949年生まれ)ですが、わたしの場合、氏の著書を読むのは今回が初めてでした。 「教養」こそが、一世紀の時を創造的に生きる、唯一かつ最高の道であると私は考えています。(pp.11) 「人生 […]
2022年5月16日 / 最終更新日時 : 2022年5月16日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本508:『作家との遭遇』、沢木耕太郎 著、新潮文庫、2022年 ノンフィクション・ライターの沢木氏(1947年生まれ)による、一種の文芸批評です。 本書執筆時に活躍中だった作家、すでに物故していた作家、どちらをも俎上に載せていらっしゃるものの、存命者のほうが多く、すると、評されたご当 […]