2021年7月5日 / 最終更新日時 : 2021年7月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本449 『明治の説得王・末松謙澄:言葉で日露戦争を勝利に導いた男』、山口謠司 著、インターナショナル新書、2021年。 わたしは末松謙澄(すえまつ・けんちょう、1855~1920)を名前だけ知っておりました。 しかし、なぜ知って […]
2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本448 『コロナと無責任な人たち』、適菜収 著、祥伝社新書、2021年。 新型コロナ下にあって不適切な言動をした我が国の政治家・評論家諸氏をあげつらう、辛口の人物評でした。 適菜氏(1975年生まれ)はこうした非難を軽妙に記述す […]
2021年6月17日 / 最終更新日時 : 2021年6月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本447 『世にも美しき数学者たちの日常』、二宮敦人 著、幻冬舎文庫、2021年。 作家の二宮氏(1985年生まれ)が「数学者のことを知る旅(pp.7)」に出かけられ、日本人数学者11名にインタビューをなさった記録です。 11名の […]
2021年6月15日 / 最終更新日時 : 2021年6月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本446 『きっとあの人は眠っているんだよ:穂村弘の読書日記』、穂村弘 著、河出文庫、2021年。 穂村氏(1962年生まれ)は読書好きな歌人です。 お読みになってきた書籍の紹介や感想を書かれた集大成が『きっとあの人は~』。 あつ […]
2021年6月14日 / 最終更新日時 : 2021年6月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本445 『日本人が知らない世界の黒幕:メディアが報じない真実』、馬渕睦夫 著、SB新書、2021年。 「世界の黒幕」とは「ディープステート」を指します。 このディープステート、 アメリカを動かしている本当の黒幕勢力であり(後略) […]
2021年6月10日 / 最終更新日時 : 2021年6月10日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本444 『バカに唾をかけろ』、呉智英 著、小学館新書、2021年。 わたしは自分が無知・無学である事実を知っています。 知ってはいるものの、ふだん、それを意識しないで生活。 しかるに、呉氏(1946年生まれ)の評論を読むつど、氏 […]
2021年6月9日 / 最終更新日時 : 2021年6月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本443 『手塚治虫とトキワ荘』、中川右介 著、集英社文庫、2021年。 20世紀初頭、パリのモンマルトルに「洗濯船」(バトー・ラヴォワール)と呼ばれる集合住宅があり、若き日のピカソ、ブラック、モディリアーニらが暮らしていたという […]
2021年6月8日 / 最終更新日時 : 2021年6月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本442 『教養脳:自分を鍛える最強の10冊』、福田和也 著、文春新書、2021年。 文芸評論家でいらっしゃる福田氏(1960年生まれ)は、「文芸」を超え、対象がなんであろうと「評論」できる、ケタはずれな学識をおもちの書き手です。 […]
2021年5月31日 / 最終更新日時 : 2021年5月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本441 『57歳で婚活したらすごかった』、石神賢介 著、新潮新書、2021年。 石神氏(1962年生まれ)は、離婚歴をおもちで、ながらく独身、とはいえ再婚願望はずっとあった由でした。 コロナ禍によって、「結婚したい」願望は「結婚 […]
2021年5月27日 / 最終更新日時 : 2021年5月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本440 『四月七日の桜:戦艦「大和」と伊藤整一の最期』、中田整一 著、講談社文庫、2021年。 伊藤整一(1890~1945)は、海軍中将でした。 1944年(昭和19年)12月に第二艦隊司令長官となって戦艦「大和」に乗艦。 1 […]
2021年5月25日 / 最終更新日時 : 2021年5月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本439 『幣原喜重郎:国際協調の外政家から占領期の首相へ』、熊本史雄 著、中公新書、2021年。 幣原喜重郎(しではら・きじゅうろう、1872~1951)は、「大正末から昭和初期にかけて(pp.ii)」外交官として活躍し、また、 […]
2021年5月20日 / 最終更新日時 : 2022年5月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本438 『なぜ科学者は平気でウソをつくのか:捏造と撤回の科学史』、小谷太郎 著、フォレスト出版、2021年。 全読者の心情を代弁いたします。 標題を目にすれば、ふつう、だれだって「科学者は本当に平気でウソをつくんだろうか」という […]