2021年1月25日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本401 『最後の人声天語』、坪内祐三著、文春新書、2021年。 「最近読んだ本398」にて坪内氏(1958~2020)の作品を評したばかりでしたが、また新たな本が刊行されました。 鬼籍に入られたのちに遺作出版がつづいているのは、 […]
2021年1月22日 / 最終更新日時 : 2021年1月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本400 『韓国問題の新常識』、Voice編集部 編、PHP新書、2020年。 日本と韓国のあいだに横たわるいろいろな軋轢を専門家11名が論考した書物です。 両国は長らく揉めつづけており、その結果、生じた問題の変容が早く、本書はわ […]
2021年1月21日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本399 『スマホ脳』、アンデシュ・ハンセン著、新潮新書、2020年。 スウェーデンの精神科医ハンセン氏(1974年生まれ、男性)が世に問うた警告の書です。 氏の主な訴えは、 「スマホの使用を制限すること(pp.235)」 「人間 […]
2021年1月20日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本398 『一九七二:「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」』、坪内祐三著、文春学藝ライブラリー、2020年。 2020年に他界された識者たちのなかで、わたしが最も胸を突かれた人物は、坪内祐三氏(1958~2020)です。 歴 […]
2021年1月13日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本397 『RAGE 怒り』、ボブ・ウッドワード著、日本経済新聞出版、2020年。 著者(1943年生まれ)の「米国トランプ大統領シリーズ」第2弾です。 前作、 ボブ・ウッドワード著『FEAR 恐怖の男:トランプ政権の真実』、日本 […]
2021年1月12日 / 最終更新日時 : 2021年5月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本396 『搾取される研究者たち:産学共同研究の失敗学』、山田剛志著、光文社新書、2020年。 日本政府が文部科学省を中心に推進している「産学連携」および「産学共同研究」。 大事な動きであるとは思います。 しかし、実態は……? 上 […]
2021年1月8日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本395 『世界のニュースを日本人は何も知らない 2』、谷本真由美著、ワニブックスPLUS新書、2020年。 谷本氏(1975年生まれ)は、イギリス人とご結婚され、現在イギリスにお住まい。 わたしは1年ほど前に、上掲書の前作にあた […]
2021年1月7日 / 最終更新日時 : 2021年1月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本394 『ルポ 新大久保:移民最前線都市を歩く』、室橋裕和著、辰巳出版、2020年。 1970年代の中盤、わたしは長崎県から上京し、新宿区高田馬場にて暮らしだしました。 新大久保はお隣だったので、よく散歩でブラブラしたものです。 […]
2021年1月4日 / 最終更新日時 : 2021年1月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本393 『女帝 小池百合子』、石井妙子著、文藝春秋、2020年。 わたしは、上掲書が書店の台で平積み状態だったことは知っていたものの、読む気はまったくありませんでした。 なぜかといえば、ひとつは小池東京都知事に興味がなかったため […]
2020年12月21日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本392 『事実 vs 本能:目を背けたいファクトにも理由がある』、橘玲著、集英社文庫、2020年。 橘氏(1959年生まれ)は、自然科学および社会科学の各種研究書で得た知識を駆使しつつ現今の社会事象を論評する、というスタイルの執 […]
2020年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本391 『メディア論の名著 30』、佐藤卓己著、ちくま新書、2020年。 メディア史研究家で京都大学大学院教授の佐藤氏(1960年生まれ)が、ご自身の来し方を振り返りつつ斯界の「名著」に接した思い出を語る、学術性が高い書評です。 […]
2020年12月11日 / 最終更新日時 : 2020年12月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本390 『台湾に水の奇跡を呼んだ男 鳥居信平』、平野久美子著、産経NF文庫、2020年。 鳥居信平(1883~1946)は静岡県生まれの水利技師でした。 1917年(大正3年)に台湾へ赴き、南部・屏東県の広大な荒れ地に「地下ダム […]