2017年11月7日 / 最終更新日時 : 2017年11月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本112 『日本の聖域 クライシス』、「選択」編集部編、新潮文庫、2017年。 わたしは世の中に「裏」があることぐらいは知っているものの、裏の正体や構造についてはまるでわかっていません。 上掲書がいくつかの裏の仕組みを教示してくれ […]
2017年11月2日 / 最終更新日時 : 2017年11月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本111 『知立国家 イスラエル』、米山伸郎著、文春新書、2017年。 イスラエルは面積が日本の四国ぐらい、人口は900万人弱と、かなり小さな国です。 いうまでもなくユダヤ人が設立した国家であり、全人口の75パーセントがユダヤ系。 […]
2017年10月30日 / 最終更新日時 : 2017年10月30日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本110 『神童は大人になってどうなったのか』、小林哲夫著、太田出版、2017年。 これほどまでに心理学の知識を必要とする書物なのに、著者(1960年生まれ)におかれてはご準備がじゅうぶんではなかったようです。 わたしがなぜそう思 […]
2017年10月26日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本109 『グルメ漫画50年史』、杉村啓著、星海社新書、2017年。 題名どおり、日本のグルメマンガの歴史を展望した、集大成といえる一冊です。 情報が豊富でした。 わたしがおどろいたのは、黎明期の名作のひとつとして、1970年、『 […]
2017年10月23日 / 最終更新日時 : 2017年12月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本108 『あのころのパラオをさがして:日本統治下の南洋を生きた人々』、寺尾紗穂著、集英社、2017年。 誠実な筆致の本でした。 かつて日本が統治していたパラオは、当時も現在も、非常に親日的な国といわれています。 たいへん嬉しいこ […]
2017年10月17日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本107 『文豪の女遍歴』、小谷野敦著、幻冬舎新書、2017年。 森鴎外(1862~1922)や夏目漱石(1867~1916)から池田満寿夫(1934~1997)まで、全62名の作家たちの異性関係をつぶさに調べあげ、列挙した本です […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本106 『山本直純と小澤征爾』、柴田克彦著、朝日新書、2017年。 わたしは本書のおかげで、自分の耳に残っているいくつかの古い音楽が山本直純氏(1932~2002)作曲である事実を知りました。 たとえば、 直純が作曲した「リンデ […]
2017年10月6日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本105 『ねじ曲げられた「イタリア料理」』、ファブリツィオ・グラッセッリ著、光文社新書、2017年。 著者は、1955年、イタリア・ミラノ市生まれの男性。 現在は日本で暮らされています。 イタリア料理に造詣が深く、上掲書でトマト […]
2017年10月3日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本104 『哲学散歩』、木田元著、文春文庫、2017年。 木田元(1928~2014)は高名な哲学者でした。 著書も多いかたです。 しかし、わたしの場合、これまでほとんどご縁がなく、『反哲学史』、講談社学術文庫(2000年)を読ん […]
2017年10月2日 / 最終更新日時 : 2017年12月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本103 『ナショナリズムの正体』、半藤一利、保阪正康共著、文春文庫、2017年。 半藤氏(1930年生まれ)、保阪氏(1939年生まれ)、碩学おふたりの対談を書籍化したものです。 対談の目標は(明言されているわけではありませんが […]
2017年9月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本102 『吉本せい:お笑い帝国を築いた女』、青山誠著、中経の文庫、2017年。 現在は大企業となっている吉本興業株式会社の創業者で、初代社長でもあった、吉本せい(1889~1950)に関する伝記です。 せいは経済的ゆとりがある家 […]
2017年9月20日 / 最終更新日時 : 2018年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本101 『職業としての地下アイドル』、姫乃たま著、朝日新書、2017年。 地下アイドルとは、 マスメディアへの露出よりも、ライブを中心に活動しているファンとの距離が近い新しいアイドルの総称。(pp.3) の由です。 わたしはこの […]