2022年4月7日 / 最終更新日時 : 2022年4月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本499:『なぜ漱石は終わらないのか』、石原千秋、小森陽一 共著、河出文庫、2022年 ……地元の書店の一角に文庫コーナーがあった。 わたしは何も知らず、たんに「夏目漱石が好きだから」という理由で『なぜ漱石は終わらないのか』を選び購入した。 ページを繰りだすや、中身のすごさに圧倒される。 ひたすら感服する。 […]
2022年1月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本484:『無敵の読解力』、池上彰、佐藤優 共著、文春新書、2021年 池上氏(1950年生まれ)および佐藤氏(1960年生まれ)が「多数の書籍を読み解き、その現代的意味を考える(pp.4)」目的でおこなった対談を、書籍化したものです。 当該対談では「現代的意味」のために、仕事、外交、東京オ […]
2021年12月15日 / 最終更新日時 : 2021年12月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本479:『決定版 HONZが選んだノンフィクション』、成毛眞 編著、中央公論新社、2021年 「HONZ」とは、ノンフィクション愛読者たちが集まって書評を発表し合う、インターネット上のサイト。 このサイトのリーダーが成毛氏(1955年生まれ)です。 在籍メンバーは「25人前後(pp.360)」の由でした。 201 […]
2021年10月12日 / 最終更新日時 : 2021年10月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本469 『最後の読書』、津野海太郎 著、新潮文庫、2021年。 津野氏(1938年生まれ)は、わが母校・和光大学の教授でいらしたそうです。 わたしは在学中、氏の講義を受けた記憶がないですし、お名前も存じておりませんでした。 ご生 […]
2021年8月10日 / 最終更新日時 : 2021年8月10日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本456 『本当の翻訳の話をしよう 増補版』、村上春樹、柴田元幸 共著、新潮文庫、2021年。 作家の村上氏(1949年生まれ)。 アメリカ文学を専攻していらした東京大学名誉教授・柴田氏(1954年生まれ)。 上掲書は、おふたりが […]
2021年6月15日 / 最終更新日時 : 2021年6月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本446 『きっとあの人は眠っているんだよ:穂村弘の読書日記』、穂村弘 著、河出文庫、2021年。 穂村氏(1962年生まれ)は読書好きな歌人です。 お読みになってきた書籍の紹介や感想を書かれた集大成が『きっとあの人は~』。 あつ […]
2021年6月8日 / 最終更新日時 : 2021年6月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本442 『教養脳:自分を鍛える最強の10冊』、福田和也 著、文春新書、2021年。 文芸評論家でいらっしゃる福田氏(1960年生まれ)は、「文芸」を超え、対象がなんであろうと「評論」できる、ケタはずれな学識をおもちの書き手です。 […]
2021年2月22日 / 最終更新日時 : 2021年2月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本409 『サブカルズ:千夜千冊エディション』、松岡正剛著、角川文庫、2021年。 上掲書を読書中、松岡氏(1944年生まれ)の旧作「最近読んだ本334」を繙(ひもと)いていた当時とおなじく、ページから情報の洪水が押し寄せてきて、 […]
2020年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本391 『メディア論の名著 30』、佐藤卓己著、ちくま新書、2020年。 メディア史研究家で京都大学大学院教授の佐藤氏(1960年生まれ)が、ご自身の来し方を振り返りつつ斯界の「名著」に接した思い出を語る、学術性が高い書評です。 […]
2020年10月8日 / 最終更新日時 : 2020年10月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本374 『現代日本を読む:ノンフィクションの名作・問題作』、武田徹著、中公新書、2020年。 ノンフィクションが大好きなわたしには堪(こた)えられない一冊でした。 現代の各種ノンフィクションより23冊を選び、折々の社会の動向に照 […]
2020年7月13日 / 最終更新日時 : 2020年7月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本351 『いまこそ「小松左京」を読み直す』、宮崎哲弥著、NHK出版新書、2020年。 新型コロナウイルス禍が収束の気配すら見せていない2020年7月現在、あちこちで、 小松左京著『復活の日』、角川文庫(1975年) が、語られる […]
2020年7月3日 / 最終更新日時 : 2020年7月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本347 『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』、松永暢史著、扶桑社文庫、2020年。 松永氏(1957年生まれ)は「教育環境設定コンサルタント(pp.24)」でいらっしゃるとのこと。 教育環境設定コンサルタントは「プロ […]