2019年9月19日 / 最終更新日時 : 2019年9月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本284 『中世奇人列伝』、今谷明著、草思社文庫、2019年。 わたしにとっての草思社は「渋い本ばかり発行するハイレベルな出版社」。 高校時代に買って読んだ、 アリシア・ベイ=ローレル著『地球の上に生きる』、草思社(1972年) […]
2019年8月16日 / 最終更新日時 : 2019年8月16日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本272 『台湾総督府』、黄昭堂著、ちくま学芸文庫、2019年。 台湾で生まれ、日本で活躍された、昭和大学名誉教授・黄氏(1932~2011)による学術書です。 わが国が台湾を植民地とし、統治のために総督府を置いていた約50年間が […]
2019年6月3日 / 最終更新日時 : 2019年8月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ20 『ペリリュー:楽園のゲルニカ 6』、武田一義作画、白泉社、2019年。 太平洋戦争末期の1944年、パラオのペリリュー島において、日本軍と米軍が激突しました。 「ペリリューの戦い」と呼ばれています。 凄絶な戦闘でした。 […]
2019年5月31日 / 最終更新日時 : 2019年5月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本252 『平成の通信簿:106のデータでみる30年』、吉野太喜著、文春新書、2019年。 平成時代の約30年間、わが国が示した発展・停滞はどうであったか、を総覧した本です。 日本だけが対象なのではなく、テーマに応じて海外の動向も […]
2019年4月5日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本240 『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」』、斉藤光政著、集英社文庫、2019年。 タイトル内の語は「つがる・そと・さんぐんし」と読みます。 古代、いまの青森県五所川原市および周辺に、中央の大和朝廷に匹敵する政権があったこと […]
2019年1月7日 / 最終更新日時 : 2019年1月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本215 『わたしの家族の明治日本』、ジョアンナ・シェルトン著、文藝春秋、2018年。 アメリカ人でプロテスタントの宣教師だったトーマス・アレクサンダー(1850~1902)は、「西南の役」が終結した直後の日本へ奥様と共に赴任し、 […]
2018年10月11日 / 最終更新日時 : 2018年10月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本202 『特攻隊振武寮:帰還兵は地獄を見た』、大貫健一郎、渡辺考共著、朝日文庫、2018年。 特攻兵として出撃しながら、種々の事情で敵艦への体当たりには至らず、基地まで生還したパイロットたち。 彼らは軍によって「振武寮」という名 […]
2018年10月1日 / 最終更新日時 : 2018年10月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本199 『1968年』、中川右介著、朝日新書、2018年。 1968年(昭和43年)に日本社会で起こったできごとをまとめた、歴史ノンフィクションです。 音楽業界、マンガ界、プロ野球界、映画界、以上4領域にしぼり、そこでの現象・事 […]
2018年9月13日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本196 『世界史を変えた詐欺師たち』、東谷暁著、文春新書、2018年。 東谷氏(1953年生まれ)が上掲書にて論及された「詐欺」とは、他者に多大な被害をおよぼす犯罪的言動のみに限られたものではありません。 犯罪としての詐欺と、政 […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2018年9月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本194 『日本軍ゲリラ 台湾高砂義勇隊:台湾原住民の太平洋戦争』、菊池一隆著、平凡社新書、2018年。 太古より台湾の地で暮らしていた人々のことを「原住民」といいます(「先住民」とはいいません)。 日本人は「蕃人」「蕃族」とも呼 […]
2018年9月3日 / 最終更新日時 : 2019年3月30日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本191 『証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人』、西崎雅夫編、ちくま文庫、2018年。 あまりにも読み進むのがつらかった本です。 1923年(大正12年)9月に発生した関東大震災。 地震の直後、被災者たちのあいだで「朝鮮人が […]
2018年8月17日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本187 『勇気をくれる日本史 誰も知らない偉人伝』、白駒妃登美著、角川文庫、2018年。 心にのこる佳編でした。 あまり世間的に知られてはいないけれども、わが身より「公」を重んじた日本人、他者とくに外国人へ「惻隠(そくいん)の情 […]