2022年1月18日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本482:『強迫症を治す:不安とこだわりからの解放』、亀井士郎、松永寿人 共著、幻冬舎新書、2021年 上掲書は精神科医2名が共同執筆されたものです。 そのうちのおひとり亀井氏は強迫症の患者として辛いご経験をなさいました。 当事者ならではの具体例がたくさん記述されている、身につまされた作品です。 わたしが「身につまされた」 […]
2021年4月27日 / 最終更新日時 : 2021年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本429 『大学教授、発達障害の子を育てる』、岡嶋裕史 著、光文社新書、2021年。 岡嶋氏(1972年生まれ)は中央大学国際情報学部の教授で、ご専門は「情報ネットワークや情報セキュリティ(pp.4)」です。 自閉症スペクトラム障 […]
2021年4月5日 / 最終更新日時 : 2021年4月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本419 『カール・ロジャーズ:カウンセリングの原点』、諸富祥彦 著、角川選書、2021年。 上掲書は、株式会社KADOKAWA様が、わたし宛てにお贈りくださったものです。 なぜ自分のような無名の心理学徒に大手出版社が新刊贈呈をし […]
2021年1月21日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本399 『スマホ脳』、アンデシュ・ハンセン著、新潮新書、2020年。 スウェーデンの精神科医ハンセン氏(1974年生まれ、男性)が世に問うた警告の書です。 氏の主な訴えは、 「スマホの使用を制限すること(pp.235)」 「人間 […]
2020年12月21日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本392 『事実 vs 本能:目を背けたいファクトにも理由がある』、橘玲著、集英社文庫、2020年。 橘氏(1959年生まれ)は、自然科学および社会科学の各種研究書で得た知識を駆使しつつ現今の社会事象を論評する、というスタイルの執 […]
2020年11月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本383 『「うつ」は炎症で起きる』、エドワード・ブルモア著、草思社文庫、2020年。 わたしのごとく凡庸な臨床心理学徒でさえ読書中たびたび感嘆の唸(うな)り声をあげた、知的刺激満杯の一冊でした。 非常に重要な内容です。 主旨は簡 […]
2020年8月27日 / 最終更新日時 : 2022年5月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本363 『発達障害のウソ:専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う』、米田倫康著、扶桑社新書、2020年。 わたしは大学院で学んでいたころに、ある理論を考察する際、その理論を「支持する研究」「支持しない研究」両方に目をとおし、そうし […]
2020年8月11日 / 最終更新日時 : 2020年8月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本360 『うつ病九段:プロ棋士が将棋を失くした一年間』、先崎学著、文春文庫、2020年。 知人が上掲書を高く評価していたので興味をおぼえ、わたしも読みました。 たしかに佳作でした。 うつ病の「苦しさ」「治りにくさ」「治るまでの行 […]
2020年3月5日 / 最終更新日時 : 2020年3月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本318 『スマホ依存から脳を守る』、中山秀紀著、朝日新書、2020年。 最も注意しなければいけないことは、スマホやオンラインゲームの「無限性」です。やっても、やっても、またやれる。(中略)やめるきっかけが無くなってしまうのです。 […]
2019年10月4日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本289 『ルポ 平成ネット犯罪』、渋井哲也著、ちくま新書、2019年。 渋井氏(1969年生まれ)はジャーナリストでいらっしゃり、これまでインターネット問題および若者たちの自殺に関する本を書かれてきたそうです。 今回のご著書では […]
2019年9月30日 / 最終更新日時 : 2019年10月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本287 『やめられない:ギャンブル地獄からの生還』、帚木蓬生著、集英社文庫、2019年。 上掲書の前半は、ギャンブルなかでもパチンコやスロットに嵌(は)まってしまい、どうにも抜けられなくなった人々のエピソード集でした。 鬼気迫る […]
2019年9月5日 / 最終更新日時 : 2019年9月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本277 『人生の正解』、勢古浩爾著、幻冬舎新書、2019年。 わたしはかつて、同じ著者(1947年生まれ)の、 『結論で読む人生論』、草思社文庫(2014年) を読み、たいそう刺激を受けました。 それで、このたびも「おっ」と思っ […]