2023年7月13日 / 最終更新日時 : 2023年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本591:『亜宗教:オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで』、中村圭志 著、インターナショナル新書、2023年 上掲書のサブタイトルを目にしたとき、わたしは「一冊でこれほど幅広い話題を網羅するのは無理だろう」と感じました。 ところが、読んでみれば、きっちり網羅しているではないですか! しかも「この箇所で心理学のあの知見を書き込んだ […]
2023年4月11日 / 最終更新日時 : 2023年4月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本571:『職場のメンタルヘルス・マネジメント:産業医が教える考え方と実践』、川村孝 著、ちくま新書、2023年 こんな種類の本の執筆は容易ではないでしょう。 なぜかといえば、専門家(本書の場合、産業医・保健師・産業カウンセラーのかたがた)あるいは現場ご担当者(総務部・人事部・安全衛生委員会のかたがた)が知らないような話を書くと、一 […]
2023年3月6日 / 最終更新日時 : 2023年3月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本565:『スマホはどこまで脳を壊すか』、榊浩平 著、朝日新書、2023年 気鋭の脳科学者でいらっしゃる榊氏(1989年生まれ)が、さまざまなデータを交えつつ、スマホそしてインターネットやゲームの害悪を論じられました。 スマホだのネットだのゲームだのはよろしくないだろうというのは多くの人々が何と […]
2023年1月20日 / 最終更新日時 : 2023年1月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本557:『ドーパミン中毒』、アンナ・レンブケ 著、新潮新書、2022年 ドーパミンは、人が意欲をもったり快感をおぼえたりすることに関与している脳内ホルモンで、近年話題となり、別称の「幸せホルモン」なる語でも知られています。 米国スタンフォード大学教授でいらっしゃる精神科医レンブケ氏(1967 […]
2022年7月1日 / 最終更新日時 : 2022年7月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本520:『ルポ 池袋アンダーワールド』、中村淳彦、花房観音 共著、大洋図書、2022年 わたしは昨今、東京へ出張した折には池袋駅東口側のビジネスホテル「ホテル グランドシティ」を定宿とするようになりました。 同ホテルが安く、清潔、朝食は豪華、周辺に飲食店がひしめき、大型書店「ジュンク堂」や大型新古書店「ブッ […]
2022年6月20日 / 最終更新日時 : 2022年6月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本517:『小さな町の精神科の名医が教える メンタルを強くする食習慣』、飯塚浩 著、アチーブメント出版、2022年 精神科クリニックの院長でいらっしゃる飯塚氏(1967年生まれ)が執筆された本です。 前半50ページほどは専門的で難しかったのですが、やがて読みやすくなりました。 種々の栄養素や食べ物が心身に良いと紹介してくださっていて、 […]
2022年3月16日 / 最終更新日時 : 2022年3月16日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本494:『自己肯定感ハラスメント』、辻秀一 著、フォレスト2545新書、2022年 日本では、人々のさまざまな言動にハラスメントの語をくっつけ、「〇〇ハラ」と略して問題視することが流行中です。 その結果、〇〇ハラと呼ばれる行為が増え、現在いくつの〇〇ハラが存在しているのか、ほとんど把握できなくなってしま […]
2022年1月18日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本482:『強迫症を治す:不安とこだわりからの解放』、亀井士郎、松永寿人 共著、幻冬舎新書、2021年 上掲書は精神科医2名が共同執筆されたものです。 そのうちのおひとり亀井氏は強迫症の患者として辛いご経験をなさいました。 当事者ならではの具体例がたくさん記述されている、身につまされた作品です。 わたしが「身につまされた」 […]
2021年4月27日 / 最終更新日時 : 2021年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本429 『大学教授、発達障害の子を育てる』、岡嶋裕史 著、光文社新書、2021年。 岡嶋氏(1972年生まれ)は中央大学国際情報学部の教授で、ご専門は「情報ネットワークや情報セキュリティ(pp.4)」です。 自閉症スペクトラム障 […]
2021年4月5日 / 最終更新日時 : 2021年4月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本419 『カール・ロジャーズ:カウンセリングの原点』、諸富祥彦 著、角川選書、2021年。 上掲書は、株式会社KADOKAWA様が、わたし宛てにお贈りくださったものです。 なぜ自分のような無名の心理学徒に大手出版社が新刊贈呈をし […]
2021年1月21日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本399 『スマホ脳』、アンデシュ・ハンセン著、新潮新書、2020年。 スウェーデンの精神科医ハンセン氏(1974年生まれ、男性)が世に問うた警告の書です。 氏の主な訴えは、 「スマホの使用を制限すること(pp.235)」 「人間 […]
2020年12月21日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本392 『事実 vs 本能:目を背けたいファクトにも理由がある』、橘玲著、集英社文庫、2020年。 橘氏(1959年生まれ)は、自然科学および社会科学の各種研究書で得た知識を駆使しつつ現今の社会事象を論評する、というスタイルの執 […]