2024年5月1日 / 最終更新日時 : 2024年5月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本648:『「長生きする人」の習慣、ぜんぶ集めました。』、工藤孝文 監修、ホームライフ取材班 編、青春新書、2024年 この種の読物では、たとえば「100歳を超えているAさんは毎日ビーフステーキを食べている、だからビーフステーキは長寿に有効だ」みたいな、乱暴な主張がなされがちです。 なぜ乱暴かというと、20歳の男女1000人に研究参加をあ […]
2023年3月6日 / 最終更新日時 : 2023年3月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本565:『スマホはどこまで脳を壊すか』、榊浩平 著、朝日新書、2023年 気鋭の脳科学者でいらっしゃる榊氏(1989年生まれ)が、さまざまなデータを交えつつ、スマホそしてインターネットやゲームの害悪を論じられました。 スマホだのネットだのゲームだのはよろしくないだろうというのは多くの人々が何と […]
2022年9月29日 / 最終更新日時 : 2022年9月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本539:『そば学大全:日本と世界のソバ食文化』、俣野敏子 著、講談社学術文庫、2022年 2002年に刊行された書籍が、20年後のこのほど、文庫本になりました。 著者は、京都大学大学院で農学博士号を取得なさった、信州大学名誉教授・俣野氏(1932~2020)。 蕎麦に関して専門家の中の専門家といえる存在でいら […]
2022年6月20日 / 最終更新日時 : 2022年6月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本517:『小さな町の精神科の名医が教える メンタルを強くする食習慣』、飯塚浩 著、アチーブメント出版、2022年 精神科クリニックの院長でいらっしゃる飯塚氏(1967年生まれ)が執筆された本です。 前半50ページほどは専門的で難しかったのですが、やがて読みやすくなりました。 種々の栄養素や食べ物が心身に良いと紹介してくださっていて、 […]
2022年4月20日 / 最終更新日時 : 2022年4月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本502:『一晩置いたカレーはなぜおいしいのか:食材と料理のサイエンス』、稲垣栄洋 著、新潮文庫、2022年 著者(1968年生まれ)は「雑草生態学」を研究されている静岡大学大学院教授。 植物に関する専門知識を駆使して本書を執筆なさいました。 身近で興味深い話題が書きつづられています。 まず、表題になっている、ひと晩置いたカレー […]
2020年12月1日 / 最終更新日時 : 2020年12月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本389 『生と死をめぐる断想』、岸本葉子著、中公文庫、2020年。 著者(1961年生まれ)は人気のエッセイストで、しかしながら2001年に「がん治療(pp.15)」をお受けになりました。 四十でがんになり、生死のことはより差し […]
2020年11月18日 / 最終更新日時 : 2022年5月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本386 『なぜ、健康法は「効かない」のか?』、奥田昌子著、だいわ文庫、2020年。 京都大学大学院医学研究科で博士(医学)号を取得された内科医の奥田氏が、冷静に、かつ分りやすく、通説および迷信の過ちをご指摘くださいました。 本書 […]
2020年10月9日 / 最終更新日時 : 2020年10月10日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本375 『食事法の最適解:健康本200冊を読み倒し、自身で人体実験してわかった』、国府田淳著、講談社プラスα新書、2020年。 国府田氏(1974年生まれ)。 若くしてIT関連の会社を興された人物です。 起業の当時は、 運動もま […]
2020年3月3日 / 最終更新日時 : 2020年3月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本317 『なぜ粗食が体にいいのか』、帯津良一、幕内秀夫共著、知的生きかた文庫、2020年。 有益な啓蒙書です。 管理栄養士の幕内氏(1953年生まれ)が、わかりやすい言葉づかいで健康食品の嘘を正され、現代日本人における食生活改善 […]
2019年4月11日 / 最終更新日時 : 2019年4月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本243 『トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ』、ジェイソン・ファン著、サンマーク出版、2019年。 著者(1973年生まれ)はカナダのトロント大学医学部を卒業された腎臓専門医です。 わたしは当初、トロント大学の […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2018年7月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本175 『「安い食べ物」には何かがある』、南清貴著、三笠書房、2017年。 南氏(1952年生まれ)は、「フードプロデューサー」という肩書きのもと、講演をしたり、「日本オーガニックレストラン協会」の理事を務めたり、なさっているそ […]
2018年6月7日 / 最終更新日時 : 2018年6月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本168 『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』、津川友介著、東洋経済新聞社、2018年。 上掲書は、わたしが購読している『長崎新聞』の書評欄で取りあげられ推奨されていたので、読みました。 内容を整理します。 健康によい […]