2021年8月11日 / 最終更新日時 : 2021年8月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本457 『学者の暴走』、掛谷英紀 著、扶桑社新書、2021年。 わたしにとって、展開されている主張がこれほどまで自分の思いと一致する書物は、めずらしかったです。 著者(1970年生まれ)は、メディア工学がご専門。 この点は臨床心 […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本421 『20世紀論争史:現代思想の源泉』、高橋昌一郎 著、光文社新書、2021年。 わたしは高橋氏(1959年生まれ)がこれまで発表された本におおむね目をとおしてきました。 前作「最近読んだ本32」こそ若干批判したものの、毎度 […]
2021年3月12日 / 最終更新日時 : 2021年3月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本411 『現代民主主義:指導者論から熟議、ポピュリズムまで』、山本圭著、中公新書、2021年。 民主主義という政治システムの一種を、これまであまたの学者が考察してきました。 『現代民主主義』はそんな諸賢の学説を展望した専門書です […]
2020年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本391 『メディア論の名著 30』、佐藤卓己著、ちくま新書、2020年。 メディア史研究家で京都大学大学院教授の佐藤氏(1960年生まれ)が、ご自身の来し方を振り返りつつ斯界の「名著」に接した思い出を語る、学術性が高い書評です。 […]
2020年10月26日 / 最終更新日時 : 2020年10月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本381 『アジアの国民感情:データが明かす人々の対外認識』、園田茂人著、中公新書、2020年。 「これぞ社会科学!」と感嘆させられた良質な専門書でした(しかも読みやすかったし……)。 アジア諸国の国民たちが周辺の国々をどのように […]
2020年9月29日 / 最終更新日時 : 2020年9月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本371 『歴史の中で語られてこなかったこと:おんな・子供・老人からの「日本史」』、網野善彦、宮田登 共著、朝日文庫、2020年。 歴史学者の網野善彦(1928~2004)、民俗学者の宮田登(1936~2000)、ふたりの碩学によ […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年7月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本348 『マックス・ウェーバー:近代と格闘した思想家』、野口雅弘著、中公新書、2020年。 マックス・ウェーバー(1864~1920)は、ドイツの社会学者および経済学者でした。 彼が生きた時代をイメージするために記せば、日本の明 […]
2019年10月18日 / 最終更新日時 : 2019年10月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本292 『ルポ トランプ王国・2:ラストベルト再訪』、金成隆一著、岩波新書、2019年。 朝日新聞社の経済部記者としてアメリカ合衆国に滞在されている著者(1976年生まれ)が、ドナルド・トランプ現大統領を応援する地域へ赴き、有権 […]
2019年2月18日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本224 『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』、森田健司著、ディスカヴァー携書、2019年。 かなりむかし、何かの本のなかで石田梅岩(1685~1744)がくわしく紹介されており、わたしは読みながら「すごい人がいたものだ」と感嘆 […]
2018年5月28日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本164 『科学的に人間関係をよくする方法』、堀田秀吾著、角川新書、2018年。 明治大学法学部教授の著者(1968年生まれ)がお書きになった本です。 ご専攻である言語学の知見を踏まえ、心理学の実験結果もあれこれ織りまぜつつ、読者 […]
2018年2月13日 / 最終更新日時 : 2019年4月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本136 『性格スキル:人生を決める5つの能力』、鶴光太郎著、祥伝社新書、2018年。 人間の性格を理解するために、心理学はアメリカのルイス・ゴールドバーグ博士(1932年生まれ)が提唱した「ビッグ・ファイブ(特性5因子モデル)」 […]
2017年11月20日 / 最終更新日時 : 2021年5月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本114 『ノーベル賞の舞台裏』、共同通信ロンドン支局取材班編、ちくま新書、2017年。 ノーベル賞にまつわるさまざまな秘話を紹介した本で、日本人受賞者・候補者の話題が多く、読みごたえじゅうぶんでした。 たとえば文学賞。 三島由紀 […]