2022年3月24日 / 最終更新日時 : 2022年3月24日 Shunsuke_Kanahara コラム メンタルヘルス情報12:ストレスと適応障害 重いストレスを受けたり、ストレスを長期にわたって受けつづけたりすると、当事者は心身の病気になってしまいかねません。 ストレスによって誰もが病気にかかるわけではないものの、かかってしまう場合があるのです。 そして、ストレス […]
2022年3月23日 / 最終更新日時 : 2022年3月23日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本496:『ほいきた、トシヨリ生活』、中野翠 著、文春文庫、2022年 書店にて本書を見かけた際、わたしは「トシヨリだなんて自虐的な」と思いました。 中野氏(1946年生まれ)は若いころから旺盛な文筆活動をなさっており、しかも瑞々しい感性が特長の随想が多いため、同氏の著作を読みつづけてきたわ […]
2022年3月17日 / 最終更新日時 : 2022年3月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本495:『世界を震撼させた日本人:心を奮い立たせる日本の偉人』、門田隆将、高山正之 共著、SB新書、2022年 保守論客おふたりによる保守的な対談。 国の名を高からしめた日本人多数の話を語られています。 表題で顕示されている「世界を震撼させた」は大げさと言わざるを得ませんが、歴史上の偉人に関心がある向きは読んでおいたほうが良い、知 […]
2022年3月16日 / 最終更新日時 : 2022年3月16日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本494:『自己肯定感ハラスメント』、辻秀一 著、フォレスト2545新書、2022年 日本では、人々のさまざまな言動にハラスメントの語をくっつけ、「〇〇ハラ」と略して問題視することが流行中です。 その結果、〇〇ハラと呼ばれる行為が増え、現在いくつの〇〇ハラが存在しているのか、ほとんど把握できなくなってしま […]
2022年3月15日 / 最終更新日時 : 2022年3月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本493:『「トランプ信者」潜入一年:私の目の前で民主主義が死んだ』、横田増生 著、小学館、2022年 横田氏(1965年生まれ)は潜入して取材する手法を頻用なさるジャーナリストです。 わたしは、これまで、 横田増生 著『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』、朝日文庫(2010年) および 「最近読んだ本124」 以上2冊の […]
2022年3月14日 / 最終更新日時 : 2022年3月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本492:『津田梅子:明治の高学歴女子の生き方』、橘木俊詔 著、平凡社新書、2022年 津田梅子(1864~1929)は、1871年(明治4年)、6歳だったときに「岩倉使節団」のメンバーとしてアメリカ合衆国へわたりました。「最近読んだ本166」 11年後に帰国、それから再渡米。 ペンシルベニア州のブリンマー […]
2022年3月10日 / 最終更新日時 : 2023年7月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本491:『定年後の遊び方:心理学からのアプローチ』、赤井誠生 著、毎日新聞出版、2022年 〇 勤労者が定年後の生活にたいし不安をおぼえるのはなぜ? 〇 定年した人々にとって遊びは大事な活動か? 〇 退職後、刺激が乏しい日々を過ごしたら、当人はどうなってしまう? 〇 定年退職者が何かに興味をもち興味を持続させる […]
2022年3月7日 / 最終更新日時 : 2022年3月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本490:『世界史の分岐点:激変する新世界秩序の読み方』、橋爪大三郎、佐藤優 共著、SB新書、2022年 橋爪氏(1948年生まれ)はおもに学界で、佐藤氏(1960年生まれ)はおもに出版界で、それぞれ活躍していらっしゃる知識人。 『世界史の分岐点』は両者の対談をまとめた読物でした。 橋爪氏の「まえがき」によれば、 とりあげる […]
2022年3月4日 / 最終更新日時 : 2024年2月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本489:『2030 半導体の地政学:戦略物資を支配するのは誰か』、太田泰彦 著、日本経済新聞出版、2021年 お恥ずかしいことですが、わたしは半導体の重要性を分っていませんでした。 ぼんやり「パソコンにとって必須なもの」程度の認識しか有していなかったのです(バカ文系でして)。 しかるに、 〇 コロナ禍で半導体輸入が滞ったため自 […]
2022年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年2月24日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本488:『カルピスをつくった男 三島海雲』、山川徹 著、小学館文庫、2022年 カルピスは子どものころから身近だった飲み物です。 ずっと愛飲してきたのですが、ただ、どなたがつくったものであるのか、わたしは考えたことがありませんでした。 大阪府出身の三島海雲(みしま・かいうん、1878~1974)とい […]
2022年2月22日 / 最終更新日時 : 2022年2月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本487:『切腹考:鷗外先生とわたし』、伊藤比呂美 著、文春文庫、2022年 上掲書の表題と副題を目にした人は、ふつう、 森鷗外 著『堺事件』(1914年) を思い浮かべるのではないでしょうか? わたしは思い浮かべました。 『堺事件』は実話に基づく歴史小説で、多数の武士の切腹が扱われているためヒリ […]
2022年2月7日 / 最終更新日時 : 2022年2月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本486:『柔術狂時代:20世紀初頭アメリカにおける柔術ブームとその周辺』、藪耕太郎 著、朝日選書、2021年 柔術や柔道は、20世紀初頭の欧米世界に大ブームを巻き起こしていたのである。(pp.4) 本書は関心が惹起されざるを得ないこうした文章でスタートしました。 書中の解説によれば、アメリカ合衆国における柔術・柔道普及の貢献者が […]