2023年8月16日 / 最終更新日時 : 2023年8月16日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本597:『世界一のベンチで起きたこと:2023WBCで奔走したコーチの話』、城石憲之 著、ワニブックスPLUS新書、2023年 2023年3月に開催された「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で、日本代表チーム「侍ジャパン」は、栗山英樹監督の好采配そして選手たちの懸命なプレーの結果、みごと優勝を果たしました。 城石氏(1973年生まれ) […]
2023年8月8日 / 最終更新日時 : 2023年8月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本596:『ソース焼きそばの謎』、塩崎省吾 著、ハヤカワ新書、2023年 折節、無性にソース焼きそばを食べたくなることがあり、そんなとき、わたしは迷わず近隣のお店へ行き大盛りを注文します。 上掲書は「縁日の屋台。ありあわせの食材を使った土曜のお昼ごはん。コンビニで買ったカップ焼きそば。(pp. […]
2023年8月3日 / 最終更新日時 : 2023年8月5日 Shunsuke_Kanahara コラム メンタルヘルス情報16:精神科・心療内科・神経内科 メンタルの調子が悪いため病院受診を検討しても、精神科・心療内科・神経内科のうちのどれを訪ねるのが妥当なのか、分らないかたがいらっしゃるでしょう。 そこで、これより、それぞれの違いを説明します。 精神科は、心の病気を診断・ […]
2023年8月2日 / 最終更新日時 : 2023年8月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本595:『母という呪縛 娘という牢獄』、齊藤彩 著、講談社、2022年 異様で、やるせなく、不快感すら生じる、重たい犯罪ノンフィクションです。 実母の髙崎妙子氏(仮名)に医学部医学科入学を強要されたひとり娘あかり氏(仮名)は、進学校を卒業後、9年間の浪人生活をおくりました。 けっきょく医学科 […]
2023年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年7月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本594:『教育は遺伝に勝てるか?』、安藤寿康 著、朝日新書、2023年 行動遺伝学者の安藤氏(1958年生まれ)。 かつて、氏の、 安藤寿康 著『心はどのように遺伝するか:双生児が語る新しい遺伝観』、講談社ブルーバックス(2000年) を読み、研究に地道に取り組まれているお姿に接し、頭が下が […]
2023年7月19日 / 最終更新日時 : 2023年7月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本593:『百年の女:『婦人公論』が見た大正、昭和、平成』、酒井順子 著、中公文庫、2023年 成功作と感じました。 わたしが上掲書は成功していると判断した理由を、これより3点あげさせていただき、そののち、3点にからめながら読後感を綴(つづ)ります。 (1)『婦人公論』創刊年である1916年(大正5年)から、201 […]
2023年7月18日 / 最終更新日時 : 2023年7月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ27:『たそがれ優作・1』、安倍夜郎 作画、幻冬舎コミックス、2023年 わたしは安倍氏(1963年生まれ)の、 安倍夜郎 作画『深夜食堂』シリーズ、小学館(2007年~ ) が好きなため、同氏による本書『たそがれ優作』も迷わず求めました。 主人公・北見優作は、 ドラマや映画で よく見かける顔 […]
2023年7月14日 / 最終更新日時 : 2023年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本592:『直木賞をとれなかった名作たち』、小谷野敦 著、筑摩書房、2023年 1935年(昭和10年)に始まり、現在まで毎年2回ずつ、名作と見なされた「大衆文学の長篇または短篇集(pp.15)」の作者に贈呈される直木賞。 上掲書は、同賞受賞をなしとげられなかった作家や作品のうち、小谷野氏(1962 […]
2023年7月13日 / 最終更新日時 : 2023年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本591:『亜宗教:オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで』、中村圭志 著、インターナショナル新書、2023年 上掲書のサブタイトルを目にしたとき、わたしは「一冊でこれほど幅広い話題を網羅するのは無理だろう」と感じました。 ところが、読んでみれば、きっちり網羅しているではないですか! しかも「この箇所で心理学のあの知見を書き込んだ […]
2023年7月12日 / 最終更新日時 : 2023年7月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本590:『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』、シルヴィア・ビーチ 著、河出文庫、2023年 わたしはいつか上掲書を読みたいと思っていました。 「最近読んだ本584」 そうしたところ、このたび新たに文庫版が発刊されたので、さっそく入手した次第です。 著者シルヴィア・ビーチ(1887~1962)はアメリカ合衆国生ま […]
2023年7月11日 / 最終更新日時 : 2023年7月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本589:『マスコミはエセ評論家ばかり』、加地伸行 著、WAC、2023年 中国哲学史・中国古典学を専攻された、大阪大学名誉教授の加地氏(1936年生まれ)。 わたしはこれまで氏のご著書を2冊読みました。 「最近読んだ本203」 「最近読んだ本234」 マスコミ業界に身を置いている特定の人々の無 […]
2023年7月6日 / 最終更新日時 : 2023年7月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本588:『貧困女子の世界』、中村淳彦 編著、宝島SUGOI文庫、2023年 上掲書は、中村氏(1972年生まれ)が過去に出版なさったルポルタージュ3冊をご自身で再編集し、1冊におまとめになったものです。 3冊のうち、わたしは、 中村淳彦 著『新型コロナと貧困女子』、宝島社新書(2020年) を読 […]