2022年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年7月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本523:『決戦! 株主総会:ドキュメント LIXIL 死闘の8カ月』、秋場大輔 著、文藝春秋、2022年 日本の住宅設備機器メーカーであるLIXILグループ。 傘下に約270社のグループ会社を抱え、150以上の国と地域で商品やサービスを提供している。2022年3月期の売上高は1兆4285億円、従業員は全世界で約6万人にのぼる […]
2022年7月21日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本522:『対テロ工作員になった私:「ごく普通の女子学生」がCIAにスカウトされて』、トレイシー・ワルダー 著、ジェシカ・アニャ・ブラウ 編、原書房、2022年 米国カリフォルニア州の南カリフォルニア大学で歴史学を専攻していたワルダー氏(1978年生まれ)。 当初は教員志望だったものの、大学のキャンパスで開かれた就職説明会に参加し、「中央情報局と書かれたボール紙の名札を置いた、閑 […]
2022年7月7日 / 最終更新日時 : 2022年7月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本521:『よくも言ってくれたよな』、中川淳一郎 著、新潮新書、2022年 上掲書は日本社会に対する「時事批評(pp.7)」で、基本テーマは「コロナ騒動(pp.5)」。 わたしは中川氏(1973年生まれ)の著作をこれまで読んだことがなく、お名前も今回初めて知りました。 読了し、氏はおもしろい話題 […]
2022年7月1日 / 最終更新日時 : 2022年7月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本520:『ルポ 池袋アンダーワールド』、中村淳彦、花房観音 共著、大洋図書、2022年 わたしは昨今、東京へ出張した折には池袋駅東口側のビジネスホテル「ホテル グランドシティ」を定宿とするようになりました。 同ホテルが安く、清潔、朝食は豪華、周辺に飲食店がひしめき、大型書店「ジュンク堂」や大型新古書店「ブッ […]
2022年6月29日 / 最終更新日時 : 2022年6月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本519:『NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になる』、NHKミャンマープロジェクト 著、講談社現代新書、2022年 ロシアがウクライナ東部へ軍事侵攻した2022年2月以降、世界の耳目はウクライナに集まっています。 重大事なので当然とはいえ、その結果、ウイグル、チベット、内モンゴル、香港、ミャンマー、アフガニスタン、などに向けられていた […]
2022年6月23日 / 最終更新日時 : 2022年6月23日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本518:『人類は何を失いつつあるのか』、山極寿一、関野吉晴 共著、朝日文庫、2022年 霊長類学および人類学を研究していらっしゃる山極氏(1952年生まれ)。 探検家で医師の関野氏(1949年生まれ)。 上掲書は、お二人がそれぞれの専門領域における知見を踏まえ、人間さらには世界に関し対談をおこなったものです […]
2022年6月21日 / 最終更新日時 : 2022年6月21日 Shunsuke_Kanahara コラム メンタルヘルス情報14:大人のADHD 「ADHD(注意欠如・多動症)」という発達障害があり、「不注意」「多動性」「衝動性」を主な特徴にしています。 むかしは「注意欠陥/多動性障害」と訳されていました。 男性の発症率が高く、女性の2~3倍ぐらいと言われています […]
2022年6月20日 / 最終更新日時 : 2022年6月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本517:『小さな町の精神科の名医が教える メンタルを強くする食習慣』、飯塚浩 著、アチーブメント出版、2022年 精神科クリニックの院長でいらっしゃる飯塚氏(1967年生まれ)が執筆された本です。 前半50ページほどは専門的で難しかったのですが、やがて読みやすくなりました。 種々の栄養素や食べ物が心身に良いと紹介してくださっていて、 […]
2022年6月17日 / 最終更新日時 : 2022年6月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本516:『「歴史の終わり」の後で』、フランシス・フクヤマ、マチルデ・ファスティング 編著、中央公論新社、2022年 英語に「Dense(デンス)」という表現があります。 意味は「密度が濃い」。 わたしのアメリカ留学時代、教官たちが折にふれ「デンスな文章を用いて論文を書きなさい」とおっしゃっていました。 たとえば、「この学説を評価してい […]
2022年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年6月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本515:『トオサンの桜 台湾日本語世代からの遺言』、平野久美子 著、産経NF文庫、2022年 台湾では、 日本統治時代(1895~1945)に生まれ、日本式の教育を受け、現在も日本語を使いこなす。(pp.14) こうした人々を「トオサン」と呼びます。 漢字では「多桑」と書き、意味は日本語の「父さん」と同じ。 「呉 […]
2022年6月8日 / 最終更新日時 : 2022年6月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本514:『編集とは何か。』、奥野武範 著、星海社新書、2022年 この非常識なほどぶあつい新書(後略)。(pp.3) こんな文章で始まる上掲書は、全733ページ、たしかに分厚い本です。 ウェブ新聞編集者の奥野氏(1976年生まれ)が、男女あわせて17人の著名編集者にインタビューをおこな […]
2022年6月6日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本513:『キャッチ・アンド・キル』、ローナン・ファロー 著、文藝春秋、2022年 ふう。 緊張しながら読み進みました。 アメリカ合衆国の映画プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン氏(1952年生まれ)は、20年以上、周囲の女性たちにレイプや深刻なセクハラを繰り返していたそうです。 多数の関係者 […]