2021年12月23日 / 最終更新日時 : 2021年12月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本480:『雲上の巨人 ジャイアント馬場』、門馬忠雄 著、文藝春秋、2021年 ジャイアント馬場(1938~1999)、本名は馬場正平とおっしゃいます。 日本が生んだ最も偉大なプロレスラーのひとりで、「絶頂期の最高体重が145キロ(中略)身長2メートル9センチ(pp.18)」の巨軀を誇られ、複数のチ […]
2021年12月15日 / 最終更新日時 : 2021年12月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本479:『決定版 HONZが選んだノンフィクション』、成毛眞 編著、中央公論新社、2021年 「HONZ」とは、ノンフィクション愛読者たちが集まって書評を発表し合う、インターネット上のサイト。 このサイトのリーダーが成毛氏(1955年生まれ)です。 在籍メンバーは「25人前後(pp.360)」の由でした。 201 […]
2021年12月13日 / 最終更新日時 : 2021年12月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本478:『頭山満:アジア主義者の実像』、嵯峨隆 著、ちくま新書、2021年 わたしは頭山満(とうやま・みつる、1855~1944)に関して無知です。 ただ、明治時代をあつかった史籍では彼および(彼の所属先だった)玄洋社がしばしば語られ、いつしか、よくわからないままに「西郷隆盛の亜流?」という失礼 […]
2021年12月8日 / 最終更新日時 : 2021年12月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本477:『日本、遥かなり:エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』、門田隆将 著、角川文庫、2021年 海外で仕事をしたり勉強したりしている日本人が、現地で戦乱やクーデターに巻き込まれても、日本は国民を救出する具体的な活動をしない……。 上掲書は、わが国の国家としての存在意義が問われるほどの無残な状況を糾弾した、重い作品で […]
2021年11月25日 / 最終更新日時 : 2021年11月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本476:『アメリカ人の4人に1人はトランプが大統領だと信じている』、町山智浩 著、文藝春秋、2021年 アメリカ合衆国各地に住まわれ、アメリカ社会の動静に精通されている著者(1962年生まれ)がお書きになった、最新の現地報告です。 2020年8月の大統領選へ立候補したドナルド・トランプ氏の様子から、同年11月における氏の落 […]
2021年11月24日 / 最終更新日時 : 2021年12月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本475:『平成史:昨日の世界のすべて』、與那覇潤 著、文藝春秋、2021年 若手歴史学者の與那覇氏(1979年生まれ)がまとめられた同時代史です。 平成期30年間があつかわれました。 西暦でいえば、1989年~2019年。 この30年のうち、上掲書では政治・文化の動きに紙幅が割かれています。 わ […]
2021年11月22日 / 最終更新日時 : 2021年11月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本474:『フェイクニュースを科学する』、笹原和俊 著、DOJIN文庫、2021年 笹原氏(1976年生まれ)は、東京工業大学の准教授を務めておられ、計算社会科学がご専門です。 潤沢な学識を駆使されつつ、本書において「フェイクニュース」を考察なさいました。 考察にあたり、フェイクニュースとは、 ニュース […]
2021年11月11日 / 最終更新日時 : 2021年11月12日 Shunsuke_Kanahara コラム メンタルヘルス情報10:ストレスへの対応の仕方 ストレスにどう対応するのが妥当かに関し、現在、多くの助言が出まわっています。 書店あるいはインターネット上でも、 〇ストレス解消法 〇ストレス対処法 〇ストレス・コーピング 〇ストレス・マネジメント 〇ストレス・コントロ […]
2021年11月8日 / 最終更新日時 : 2021年11月8日 Shunsuke_Kanahara コラム メンタルヘルス情報9:ストレス学説 「ストレス」は物理学や工学の領域で使われていた専門用語です。 これを、1927年、アメリカの生理学者ウォルター・キャノン(1871~1945)が、動物の生理現象を解説する際に借用しました。 現在の意味合いでストレスという […]
2021年11月4日 / 最終更新日時 : 2021年11月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本473:『独身偉人伝』、長山靖生 著、新潮新書、2021年 独身者にとっての理想、あるいは社会にとっての理想の独身者モデルは、ないものでしょうか。本書は積極的に、独身だからこそ自分らしく生き抜いた人々を取りあげました。その精神と戦略を学びたいと思ったからです。(pp.199) 長 […]
2021年11月1日 / 最終更新日時 : 2021年11月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本472:『無理ゲー社会』、橘玲 著、小学館新書、2021年 標題内にある「無理ゲー」とは「攻略不可能なゲーム(pp.10)」の意。 橘氏(1959年生まれ)は、攻略するのがきわめて難しい現代社会に、人々が「同意なく参加させられている(pp.10)」のではないか、それは「とてつもな […]
2021年10月25日 / 最終更新日時 : 2021年10月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本471 『経営者:日本経済生き残りをかけた闘い』、永野健二 著、新潮文庫、2021年。 永野健二氏(1949年生まれ)は、明治時代から大正時代にかけて活躍した実業家・渋沢栄一(1840~1931)を敬慕していらっしゃり、 日本資 […]