2021年2月15日 / 最終更新日時 : 2021年2月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本407 『鬼才:伝説の編集人 齋藤十一』、森功著、幻冬舎、2021年。 かつて齋藤十一(1914~2000)という大物編集者がいたそうです。 北海道生まれの東京育ち。 早稲田大学理工学部中退。 新潮社へ入社後、編集職に就き、重役 […]
2021年2月12日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本406 『変見自在 コロナが教えてくれた大悪党』、高山正之著、新潮社、2021年。 歴史や外交に識見を有していらっしゃる高山氏(1942年生まれ)の社会時評。 長いシリーズとなっており、わたしは全シリーズの半分ちかくを読んで、何 […]
2021年2月4日 / 最終更新日時 : 2021年2月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本405 『世界一ポップな国際ニュースの授業』、藤原帰一、石田衣良 共著、文春新書、2021年。 国際情勢におくわしい藤原氏(1956年生まれ)と石田氏(1960年生まれ)の対談をまとめた、堅苦しくない読物です。 藤原氏は東京大学 […]
2021年2月1日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本404 『大学はどこまで「公平」であるべきか:一発試験依存の罪』、橘木俊詔著、中公新書ラクレ、2021年。 著者の橘木氏(1943年生まれ)は、わが国がこれまで実施してきた大学入試の方法を「一発試験依存(pp.16)」とお呼びに […]
2021年1月28日 / 最終更新日時 : 2021年1月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本403 『「日本の伝統」の正体』、藤井青銅著、新潮文庫、2021年。 「たんなる雑学集なのではないか?」 「雑学の本ってあまり読んだことがないので、まあ読んでみよう」 わたしはこんな軽い気もちで上掲書を読みだしました。 そして、 […]
2021年1月27日 / 最終更新日時 : 2021年1月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本402 『美麗島プリズム紀行』、乃南アサ著、集英社、2020年。 美麗島(びれいとう)とは、台湾の古称。 『美麗島プリズム紀行』は、作家の乃南氏(1960年生まれ)が台湾へ旅行し、現地で体験した事柄をまとめられた作品です。 台湾 […]
2021年1月25日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本401 『最後の人声天語』、坪内祐三著、文春新書、2021年。 「最近読んだ本398」にて坪内氏(1958~2020)の作品を評したばかりでしたが、また新たな本が刊行されました。 鬼籍に入られたのちに遺作出版がつづいているのは、 […]
2021年1月22日 / 最終更新日時 : 2021年1月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本400 『韓国問題の新常識』、Voice編集部 編、PHP新書、2020年。 日本と韓国のあいだに横たわるいろいろな軋轢を専門家11名が論考した書物です。 両国は長らく揉めつづけており、その結果、生じた問題の変容が早く、本書はわ […]
2021年1月21日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本399 『スマホ脳』、アンデシュ・ハンセン著、新潮新書、2020年。 スウェーデンの精神科医ハンセン氏(1974年生まれ、男性)が世に問うた警告の書です。 氏の主な訴えは、 「スマホの使用を制限すること(pp.235)」 「人間 […]
2021年1月20日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本398 『一九七二:「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」』、坪内祐三著、文春学藝ライブラリー、2020年。 2020年に他界された識者たちのなかで、わたしが最も胸を突かれた人物は、坪内祐三氏(1958~2020)です。 歴 […]
2021年1月13日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本397 『RAGE 怒り』、ボブ・ウッドワード著、日本経済新聞出版、2020年。 著者(1943年生まれ)の「米国トランプ大統領シリーズ」第2弾です。 前作、 ボブ・ウッドワード著『FEAR 恐怖の男:トランプ政権の真実』、日本 […]
2021年1月12日 / 最終更新日時 : 2021年5月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本396 『搾取される研究者たち:産学共同研究の失敗学』、山田剛志著、光文社新書、2020年。 日本政府が文部科学省を中心に推進している「産学連携」および「産学共同研究」。 大事な動きであるとは思います。 しかし、実態は……? 上 […]