2020年12月11日 / 最終更新日時 : 2020年12月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本390 『台湾に水の奇跡を呼んだ男 鳥居信平』、平野久美子著、産経NF文庫、2020年。 鳥居信平(1883~1946)は静岡県生まれの水利技師でした。 1917年(大正3年)に台湾へ赴き、南部・屏東県の広大な荒れ地に「地下ダム […]
2020年10月23日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本380 『評伝 開高健:生きた、書いた、ぶつかった!』、小玉武著、ちくま文庫、2020年。 数年前、わたしは開高健(1930~1989)に関する本を読み、「最近読んだ本」書評で感想を述べました。 ですが、実のところ、これまで一冊 […]
2020年10月19日 / 最終更新日時 : 2020年10月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本378 『ロレンスになれなかった男:空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯』、小倉孝保著、角川書店、2020年。 岡本秀樹(1941~2009)は、岡山県出身の空手家。 国士舘大学を卒業後、日本空手協会から「青年海外協力隊」隊員とし […]
2020年7月27日 / 最終更新日時 : 2020年7月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本354 『回想の織田信長:フロイス「日本史」より』、ルイス・フロイス著、中公文庫、2020年。 ポルトガル出身のカトリック宣教師ルイス・フロイス(1532~1597)は、戦国時代のわが国で布教活動をおこない、30年を超える滞日中 […]
2020年7月14日 / 最終更新日時 : 2020年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本352 『反「近代」の思想:荻生徂徠と現代』、船橋晴雄著、中央公論新社、2020年。 わたしは荻生徂徠(おぎゅう・そらい、1666~1728)について、その名前だけしか知りませんでした。 名前に加え「江戸時代の学者」ぐらいまでは […]
2020年7月7日 / 最終更新日時 : 2020年7月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本349 『神さまとぼく 山下俊彦伝』、梅沢正邦著、東洋経済新報社、2020年。 タイトルにある「神さま」は、松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社)の創業者・松下幸之助(1894~1989)を指します。 すでに生前から「 […]
2020年6月10日 / 最終更新日時 : 2020年6月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本340 『聞き書 緒方貞子回顧録』、野林健、納家政嗣編、岩波現代文庫、2020年。 偉業を成しとげた同時代の偉人の偉大なる人生を観望し、自己嫌悪や劣等感にじっくり浸りたい向きには、格好の書籍です。 緒方貞子(1927~2019) […]
2020年4月13日 / 最終更新日時 : 2020年4月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本327 『サザエさんと長谷川町子』、工藤美代子著、幻冬舎新書、2020年。 一気に読了しました。 長谷川町子作画『サザエさん』、姉妹社。 昭和時代を代表するマンガです。 わたしが小学生だったころ、地元の長崎県立図書館には本館と別 […]
2020年3月19日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本321 『知の旅は終わらない:僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと』、立花隆著、文春新書、2020年。 ジャーナリストおよび評論家でいらっしゃる立花氏(1940年生まれ)の自伝です。 約80年の人生を振り返りながら、そ […]
2020年2月21日 / 最終更新日時 : 2020年2月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本314 『誰も見ていない書斎の松本清張』、櫻井秀勲著、きずな出版、2020年。 松本清張(1909~1992)。 昭和時代を代表する国民的作家のひとりでした。 わたしは約40年前に、東京は小田急線・下北沢駅の駅前で、ご本人をお見 […]
2019年12月27日 / 最終更新日時 : 2019年12月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本303 『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』、北康利著、講談社、2019年。 福沢諭吉(1835~1901)がこれほどまでに大きな存在だったとは知りませんでした。 知らなかった理由として、わたしがたまたま彼の政敵・勝海舟(1823 […]
2019年12月5日 / 最終更新日時 : 2019年12月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本300 『子規の音』、森まゆみ著、新潮文庫、2019年。 俳人そして文筆家だった正岡子規(1867~1902)に関する評伝です。 当人が生まれてから亡くなるまでのあまり長くはない人生を遠望しつつ、同時に、彼の俳句により音感が刺激 […]