2023年4月26日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本574:『中国仰天事件簿:欲望止まず やがて哀しき人々』、楊逸 著、WAC、2023年 1964年、中国ハルビン市のお生まれで、1987年に来日され、お茶の水女子大学卒業後に作家としてご活躍、芥川賞も受賞なさった、楊逸(ヤン・イー)氏。 2023年現在、日本大学芸術学部で教鞭をおとりになっているそうです。 […]
2023年1月24日 / 最終更新日時 : 2023年1月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本558:『香港少年 燃ゆ』、西谷格 著、小学館、2022年 2019年から2020年にかけて香港で起こった大規模なデモ。 『香港少年~』は、そのデモに参加していた15歳の香港人少年を、わが国出身のルポライター西谷氏(1981年生まれ)が数年間にわたり取材した、政治ノンフィクション […]
2022年12月21日 / 最終更新日時 : 2022年12月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本554:『ウクライナ戦争と米中対立:帝国主義に逆襲される世界』、峯村健司、小泉悠、鈴木一人、村野将、小野田治、細谷雄一 著、幻冬舎新書、2022年 ロシア連邦は、2022年2月、隣接するウクライナへ軍事侵攻を開始しました。 そしてまもなく1年が経とうとしています。 このできごとの呼称は今のところ完全には統一されておらず、メディアや個人によってまちまちなのですが、上掲 […]
2022年10月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本541:『満映秘史:栄華、崩壊、中国映画草創』、石井妙子、岸富美子 共著、角川新書、2022年 満映とは「満洲映画協会の略称(pp.95)」です。 むかし日本が中国で強引に建国した満洲国(現在、遼寧省・吉林省・黒竜江省の3省)にありました。 甘粕正彦(1891~1945)が理事長だった会社として有名。 甘粕は、19 […]
2022年10月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本540:『論語清談』、西部邁、福田和也 共著、木村岳雄 監修、草思社、2022年 わたしは『論語』自体には関心が薄いものの、福田氏(1960年生まれ)の愛読者であるので、上掲書を購入しました。 西部氏(1939~2018)と福田氏の座談に、ときどき木村氏(1963年生まれ)が加わり、孔子(紀元前551 […]
2022年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年9月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本534:『「自由な国」日本 「不自由な国」韓国:韓国人による日韓比較論』、シンシアリー 著、扶桑社新書、2022年 シンシアリー氏は、1970年代生まれの韓国人男性。 わが国に住んでおられます。 氏のご著書は、常に視線が冷徹で、知的、そして穏当……、わたしはこれまでどの作品にも好感をおぼえました。 たとえば、 「最近読んだ本59」 「 […]
2022年9月1日 / 最終更新日時 : 2022年9月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本533:『韓国民主政治の自壊』、鈴置高史 著、新潮新書、2022年 鈴置氏(1954年生まれ)は、日本経済新聞社に勤務時代、ソウル特派員だった由です。 韓国通でいらっしゃるわけで、そんなかたのご執筆による上掲書の特徴は、韓国とベネズエラを比較しつつ論を進められた点。 比較のきっかけは、 […]
2021年10月22日 / 最終更新日時 : 2021年10月23日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本470 『中国「見えない侵略」を可視化する』、読売新聞取材班 著、新潮新書、2021年。 「読売新聞、グッジョブ!」 これが本書を読了した当方の感想です。 中華人民共和国が日本(だけでなく、世界の多数の国々)を侵食している現況を […]
2021年9月10日 / 最終更新日時 : 2021年9月16日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ24 『中国嫁日記:ママたいへん編』、井上純一 作画、KADOKAWA enterbrain、2020年。 マンガ家の井上氏(1970年生まれ)は、フィギュアを製作する会社の経営もなさっていた由です。 会社工場が中国にあり、そ […]
2021年8月24日 / 最終更新日時 : 2021年8月24日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本462 『ラストエンペラー 習近平』、エドワード・ルトワック 著、文春新書、2021年。 ルトワック氏(1942年生まれ)はルーマニアご出身で、いまはアメリカ合衆国に居住している、歴史学および経済学の研究者です。 米国ジョンズ・ […]
2021年7月6日 / 最終更新日時 : 2021年7月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本451 『絶望の文在寅、孤独の金正恩:「バイデン・ショック」で自壊する朝鮮半島』、重村智計 著、ワニブックスPLUS新書、2021年。 毎日新聞ソウル特派員そして同紙論説委員を務められた重村氏(1945年生まれ)が、現在の朝鮮半 […]
2021年5月17日 / 最終更新日時 : 2021年5月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本436 『赤い日本』、櫻井よしこ 著、産経セレクト、2021年。 櫻井氏(1945年生まれ)におかれては憂国の情がお強く、そのため、ご著作を読む側までが憂いを高じさせてしまいます。 今回の書物も同様でした。 わが国の現状や将来を […]