2023年11月2日 / 最終更新日時 : 2023年11月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本613:『天才と異才の日本科学史』、後藤秀機 著、角川文庫、2023年 壮大なノンフィクションでした。 明治時代初期から現在にいたるまでの日本の科学者群像を記述したもの。 著者(1943年生まれ)のご経歴を見ると、早稲田大学理工学部で応用物理学を、東京工業大学大学院で原子核工学を、それぞれ学 […]
2023年10月11日 / 最終更新日時 : 2023年10月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本609:『2000年の桜庭和志』、柳澤健 著、文春文庫、2023年 プロレスラーで、総合格闘家としての実績も有されている、桜庭和志氏(1969年生まれ)。 上掲書は彼の闘いの半生をつぶさに語ったスポーツ・ノンフィクションです。 2017年に彼が米国の総合格闘技団体UFCより「殿堂入り表彰 […]
2023年9月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本607:『放蕩の果て:自叙伝的批評集』、福田和也 著、草思社、2023年 批評家の福田氏(1960年生まれ)による、自分史を織り交ぜた文芸評論集です。 作品を氏は「自叙伝的批評」とお呼びになりましたが、私小説的批評とも言えますし、身辺雑記風批評、本人ドキュメンタリー批評、こうした表現も可能と思 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本604:『世界史の中のヤバい女たち』、黒澤はゆま 著、新潮新書、2023年 上掲書は、歴史小説家・黒澤氏(1979年生まれ)が世界史の中で大きなインパクトをのこした女性10数名を選び、その人生を紹介してくださった作品です。 感動したのは、第1章に出てくる英国『アーサー王物語』のエピソード。 アー […]
2023年9月5日 / 最終更新日時 : 2023年9月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本602:『最後の無頼派作家 梶山季之』、大下英治 著、さくら舎、2022年 梶山季之(1930~1975)がどれほど凄い書き手であったかは、 高橋呉郎 著『週刊誌風雲録』、ちくま文庫(2017年) 「最近読んだ本66」 武田徹 著『日本ノンフィクション史:ルポルタージュからアカデミック・ジャーナ […]
2023年8月17日 / 最終更新日時 : 2023年8月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本598:『幕末・明治 偉人たちの「定年後」』、河合敦 著、扶桑社文庫、2023年 江戸時代後半から明治時代にかけ活躍した偉人たちの現役引退後さらには晩年の生きかたに焦点をあてて、論評した列伝です。 わたしは歴史学に暗いいっぽう、歴史小説の類は少なからず読んできたため、上掲書においてはむかし何らかの作品 […]
2023年6月2日 / 最終更新日時 : 2023年6月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本582:『時代を創った怪物たち』、島地勝彦 著、知的生きかた文庫、2023年 島地氏(1941年生まれ)は、2008年まで、集英社『週刊プレイボーイ』誌の編集長を務められていたそうです。 退任後、エッセイを書いたり、ご自分のバーを経営したり、なさっている由。 豊かな教養をおもちのかたで、『時代を創 […]
2023年5月12日 / 最終更新日時 : 2023年5月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本577:『幕末明治 鬼才列伝』、出久根達郎 著、草思社文庫、2023年 二宮金次郎(1787~1856) 天田愚庵(1854~1904) 幸田露伴(1867~1947) 江戸時代から明治時代にかけて活躍した「鬼才」たちを紹介した本で、上記の3名が主たる登場者です。 ほかにも、3名と交流があっ […]
2023年5月10日 / 最終更新日時 : 2023年5月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本576:『酒場學校の日々:フムフム・グビグビ・たまに文學』、金井真紀 著、ちくま文庫、2023年 詩人・草野心平(1903~1988)が、1960年、東京にて開いた酒場「學校」。 彼の没後も関係者らの後押しがあり存続できていたものの、とうとう、2013年に閉店しました。 上掲書はその「學校」で5年ほど働かれた金井氏( […]
2023年4月4日 / 最終更新日時 : 2023年4月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本570:『嫌われ者リーダーの栄光』、鹿島茂 著、日経ビジネス人文庫、2023年 わたしは鹿島氏(1949年生まれ)のお名前を、 鹿島茂、福田和也、松原隆一郎 著『読んだ、飲んだ、論じた:鼎談書評二十三夜』、飛鳥新社(2005年) 鹿島茂、福田和也、松原隆一郎 著『本日の論点・1』、飛鳥新社(2006 […]
2023年2月13日 / 最終更新日時 : 2023年2月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本564:『左京・遼太郎・安二郎:見果てぬ日本』、片山杜秀 著、新潮文庫、2023年 小松左京(1931~2011) 司馬遼太郎(1923~1996) 小津安二郎(1903~1963) 小松はSF小説家、司馬は歴史小説家、そして小津は映画監督です。 慶應義塾大学教授の片山氏(1963年生まれ)が、小松・司 […]
2023年2月9日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本563:『テロルの原点:安田善次郎暗殺事件』、中島岳志 著、新潮文庫、2023年 わたしは、いつか、明治時代および大正時代の実業家・安田善次郎(1838~1921)に関する知識を得たいと思っていたのですが、機会をつくれないまま、安田を語った評伝に目をとおすより先に、彼を暗殺した人物の話を読む次第となり […]