2020年2月3日 / 最終更新日時 : 2020年2月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本311 『この名作がわからない』、小谷野敦、小池昌代共著、二見書房、2019年。 世間で「名作」と称されている文学作品のうち、じつは名作ではないものが一定数含まれているのではないか、名作あつかいすべきでないものが少なからずあるの […]
2020年1月27日 / 最終更新日時 : 2020年1月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本310 『狂気の科学者たち』、アレックス・バーザ著、新潮文庫、2019年。 英語で書かれている上掲書を和訳されたプレシ南日子氏は「訳者あとがき」にて、 翻訳のお話をいただいたとき、「私もちょうどこういう本が読みたかったんだ」と思 […]
2020年1月23日 / 最終更新日時 : 2020年1月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本309 『インパールで戦い抜いた日本兵:戦場に残った気骨の兵士たち』、将口泰浩著、NF文庫、2019年。 期待していた内容とは異なる内容でした。 1944年3月の「インパール作戦」。 大日本帝国陸軍がイギリス軍およびインド軍を相 […]
2020年1月17日 / 最終更新日時 : 2020年3月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本308 『反日種族主義:日韓危機の根源』、李栄薫編著、文藝春秋、2019年。 上掲書は2019年に韓国で出版されてベストセラーになったものです。 同年11月には日本語訳が発売され、わが国でもベストセラーとなりました。 韓国が糾弾 […]
2020年1月17日 / 最終更新日時 : 2020年1月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本307 『黙殺:報じられない「無頼系独立候補」たちの戦い』、畠山理仁著、集英社文庫、2019年。 一種の奇書です。 本書は「選挙」に立候補する人たちにスポットを当てたものだ。とりわけ、新聞・テレビなどのマスメディアからは「黙殺」 […]
2020年1月10日 / 最終更新日時 : 2020年1月10日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本306 『インドが変える世界地図:モディの衝撃』、広瀬公巳著、文春新書、2019年。 われわれ日本人は、長いあいだ、インドといえば「カレーライスの本家」程度の認識しかもっていませんでした。 あとはインド象ぐらい……? ところが、 […]
2020年1月6日 / 最終更新日時 : 2020年1月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本305 『科学者が消える:ノーベル賞が取れなくなる日本』、岩本宣明著、東洋経済新報社、2019年。 現在の日本では科学研究の成果が質量ともに衰退してきている、原因は、 (1)研究費が潤沢ではないため (2)研究の分野に進んでも生 […]
2019年12月27日 / 最終更新日時 : 2020年1月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本304 『よみがえる変態』、星野源著、文春文庫、2019年。 わたしは星野氏(1981年生まれ)を存じあげていませんでした。 音楽・ドラマ・文筆方面で幅広く活躍されているかたみたいです。 上掲書を読んでも才能豊かな人物であること […]
2019年12月27日 / 最終更新日時 : 2019年12月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本303 『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』、北康利著、講談社、2019年。 福沢諭吉(1835~1901)がこれほどまでに大きな存在だったとは知りませんでした。 知らなかった理由として、わたしがたまたま彼の政敵・勝海舟(1823 […]
2019年12月23日 / 最終更新日時 : 2022年5月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本302 『哲学嫌い:ポストモダンのインチキ』、小谷野敦著、秀和システム、2019年。 わたしが尊敬する小谷野氏(1962年生まれ)の新著です。 哲学はどのような学問であるのか、どのような学問であるべきなのかを、文学・文化論・宗教 […]
2019年12月9日 / 最終更新日時 : 2019年12月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本301 『しんがり:山一證券 最後の12人』、清武英利著、講談社文庫、2019年。 上掲書が良質のビジネス・ノンフィクションである旨の評判は知っていましたが、これまで目を通すきっかけがなく、しかし、今回ついに入手することができま […]
2019年12月5日 / 最終更新日時 : 2019年12月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本300 『子規の音』、森まゆみ著、新潮文庫、2019年。 俳人そして文筆家だった正岡子規(1867~1902)に関する評伝です。 当人が生まれてから亡くなるまでのあまり長くはない人生を遠望しつつ、同時に、彼の俳句により音感が刺激 […]