2023年7月18日 / 最終更新日時 : 2023年7月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ27:『たそがれ優作・1』、安倍夜郎 作画、幻冬舎コミックス、2023年 わたしは安倍氏(1963年生まれ)の、 安倍夜郎 作画『深夜食堂』シリーズ、小学館(2007年~ ) が好きなため、同氏による本書『たそがれ優作』も迷わず求めました。 主人公・北見優作は、 ドラマや映画で よく見かける顔 […]
2023年7月14日 / 最終更新日時 : 2023年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本592:『直木賞をとれなかった名作たち』、小谷野敦 著、筑摩書房、2023年 1935年(昭和10年)に始まり、現在まで毎年2回ずつ、名作と見なされた「大衆文学の長篇または短篇集(pp.15)」の作者に贈呈される直木賞。 上掲書は、同賞受賞をなしとげられなかった作家や作品のうち、小谷野氏(1962 […]
2023年7月13日 / 最終更新日時 : 2023年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本591:『亜宗教:オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで』、中村圭志 著、インターナショナル新書、2023年 上掲書のサブタイトルを目にしたとき、わたしは「一冊でこれほど幅広い話題を網羅するのは無理だろう」と感じました。 ところが、読んでみれば、きっちり網羅しているではないですか! しかも「この箇所で心理学のあの知見を書き込んだ […]
2023年7月12日 / 最終更新日時 : 2023年7月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本590:『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』、シルヴィア・ビーチ 著、河出文庫、2023年 わたしはいつか上掲書を読みたいと思っていました。 「最近読んだ本584」 そうしたところ、このたび新たに文庫版が発刊されたので、さっそく入手した次第です。 著者シルヴィア・ビーチ(1887~1962)はアメリカ合衆国生ま […]
2023年7月11日 / 最終更新日時 : 2023年7月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本589:『マスコミはエセ評論家ばかり』、加地伸行 著、WAC、2023年 中国哲学史・中国古典学を専攻された、大阪大学名誉教授の加地氏(1936年生まれ)。 わたしはこれまで氏のご著書を2冊読みました。 「最近読んだ本203」 「最近読んだ本234」 マスコミ業界に身を置いている特定の人々の無 […]
2023年7月6日 / 最終更新日時 : 2023年7月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本588:『貧困女子の世界』、中村淳彦 編著、宝島SUGOI文庫、2023年 上掲書は、中村氏(1972年生まれ)が過去に出版なさったルポルタージュ3冊をご自身で再編集し、1冊におまとめになったものです。 3冊のうち、わたしは、 中村淳彦 著『新型コロナと貧困女子』、宝島社新書(2020年) を読 […]
2023年7月5日 / 最終更新日時 : 2023年7月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本587:『「低学歴国」ニッポン』、日本経済新聞社 編、日経プレミアシリーズ、2023年 日本教育界の深刻な混迷を語り、それが産業の停滞や研究力の低下にもおよんでいると指摘した作品です。 教育にまつわる諸問題を縦横に俯瞰してくださっていて、おかげで、読者がいろいろ考えさせられる内容でした。 たとえば、大学入試 […]
2023年7月4日 / 最終更新日時 : 2023年7月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本586:『定年前と定年後の働き方:サードエイジを生きる思考』、石山恒貴 著、光文社新書、2023年 これまで「定年したのち、人々はどんな生きかたをしてゆけば良いのか?」という問題を考察した本があまた出版されています。 「最近読んだ本82」 「最近読んだ本181」 「最近読んだ本491」 わたしは若かったころ、 加藤仁 […]
2023年7月4日 / 最終更新日時 : 2023年7月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本585:『大胆推理! ケンミン食のなぜ』、阿古真理 著、亜紀書房、2023年 阿古氏(1968年生まれ)のご職業は、 「生活史研究家」となっているが、肩書は、紀行文やエッセイもたまには書きたい、と「作家」もつけている。(pp.170) ご企図どおりに「食べものから地域の文化や歴史を考えるエッセイ( […]
2023年6月30日 / 最終更新日時 : 2023年7月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本584:『編集者の読書論:面白い本の見つけ方、教えます』、駒井稔 著、光文社新書、2023年 現役の雑誌編集者でいらっしゃる駒井氏(1956年生まれ)が、編集者として堪能し、そして職業的な影響をお受けになられた、国内外の書籍多数を紹介した一冊。 書籍紹介だけでなく、著名人たちによる読書論も紹介されています。 たと […]
2023年6月7日 / 最終更新日時 : 2023年6月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本583:『日本の死角』、現代ビジネス 編、講談社現代新書、2023年 現代日本に存する諸事象・諸問題、それらは、災害時の避難先に避難所の機能を有していない体育館が選ばれがちな件、「個性的」は若者が忌避する表現である件、夫婦の死後離婚および別墓が増加中の件、糖質制限ダイエットのためお米が悪者 […]
2023年6月2日 / 最終更新日時 : 2023年6月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本582:『時代を創った怪物たち』、島地勝彦 著、知的生きかた文庫、2023年 島地氏(1941年生まれ)は、2008年まで、集英社『週刊プレイボーイ』誌の編集長を務められていたそうです。 退任後、エッセイを書いたり、ご自分のバーを経営したり、なさっている由。 豊かな教養をおもちのかたで、『時代を創 […]