2020年11月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本383 『「うつ」は炎症で起きる』、エドワード・ブルモア著、草思社文庫、2020年。 わたしのごとく凡庸な臨床心理学徒でさえ読書中たびたび感嘆の唸(うな)り声をあげた、知的刺激満杯の一冊でした。 非常に重要な内容です。 主旨は簡 […]
2020年11月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本382 『総統とわたし:「アジアの哲人」李登輝の一番近くにいた日本人秘書の8年間』、早川友久著、ウェッジ、2020年。 著者である早川氏(1977年生まれ)は、台湾の元総統・李登輝(1923~2020)の秘書でした。 上掲書によ […]
2020年10月26日 / 最終更新日時 : 2020年10月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本381 『アジアの国民感情:データが明かす人々の対外認識』、園田茂人著、中公新書、2020年。 「これぞ社会科学!」と感嘆させられた良質な専門書でした(しかも読みやすかったし……)。 アジア諸国の国民たちが周辺の国々をどのように […]
2020年10月23日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本380 『評伝 開高健:生きた、書いた、ぶつかった!』、小玉武著、ちくま文庫、2020年。 数年前、わたしは開高健(1930~1989)に関する本を読み、「最近読んだ本」書評で感想を述べました。 ですが、実のところ、これまで一冊 […]
2020年10月22日 / 最終更新日時 : 2020年10月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本379 『ジョン・ボルトン回顧録:トランプ大統領との453日』、ジョン・ボルトン著、朝日新聞出版、2020年。 本文だけで537ページあり、そのうえ2段組みの、分厚い書籍です。 わたしの場合、完読するまで1週間かかりました。 米 […]
2020年10月19日 / 最終更新日時 : 2020年10月19日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本378 『ロレンスになれなかった男:空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯』、小倉孝保著、角川書店、2020年。 岡本秀樹(1941~2009)は、岡山県出身の空手家。 国士舘大学を卒業後、日本空手協会から「青年海外協力隊」隊員とし […]
2020年10月14日 / 最終更新日時 : 2020年10月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本377 『新型コロナと貧困女子』、中村淳彦著、宝島社新書、2020年。 新型コロナウイルス感染症拡大により社会が隅々まで悪影響をこうむっている現今、著者の中村氏(1972年生まれ)は、特定の女性たちに焦点を絞られたうえで、パンデ […]
2020年10月12日 / 最終更新日時 : 2024年2月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本376 『理系。』、川村元気著、文春文庫、2020年。 理数系の教科が苦手だった著者(1979年生まれ)が「理系と文系の融合(pp.6)」をめざし「理系人(pp.7)」全15名とおこなった対談の収録集です。 呼称は理系人でしたが […]
2020年10月9日 / 最終更新日時 : 2020年10月10日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本375 『食事法の最適解:健康本200冊を読み倒し、自身で人体実験してわかった』、国府田淳著、講談社プラスα新書、2020年。 国府田氏(1974年生まれ)。 若くしてIT関連の会社を興された人物です。 起業の当時は、 運動もま […]
2020年10月8日 / 最終更新日時 : 2020年10月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本374 『現代日本を読む:ノンフィクションの名作・問題作』、武田徹著、中公新書、2020年。 ノンフィクションが大好きなわたしには堪(こた)えられない一冊でした。 現代の各種ノンフィクションより23冊を選び、折々の社会の動向に照 […]
2020年10月2日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本373 『平成の裏仕事師列伝 ビヨンド』、株山栄、佐藤正喜、他 共著、鉄人文庫、2020年。 悪徳教材セールスマン、プロ野球賭博の胴元、スキャンダル製造屋、ヤミ蟹ブローカー、不徳義デベロッパー……、日本社会の枠外で蠢(うごめ)い […]
2020年9月30日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本372 『自己分析論』、高橋昌一郎著、光文社新書、2020年。 大学生たちが就職活動をしているときに企業の面接官から要求される「自己分析」。 上掲書は、どう自己分析をおこなえばよいのか戸惑っている架空の学生グループに、民間の就職 […]