2022年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年2月24日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本488:『カルピスをつくった男 三島海雲』、山川徹 著、小学館文庫、2022年 カルピスは子どものころから身近だった飲み物です。 ずっと愛飲してきたのですが、ただ、どなたがつくったものであるのか、わたしは考えたことがありませんでした。 大阪府出身の三島海雲(みしま・かいうん、1878~1974)とい […]
2022年1月11日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本481:『シーボーンキングダム:千年の時を刻む』、神近義邦 著、志學社、2021年 長崎県佐世保市に「ハウステンボス」というオランダ王国の風物に敬意を表したテーマパークがあります。 本書の著者・神近氏(1942~2020)が創設されました。 同氏は「長崎バイオパーク」や「長崎オランダ村」の創業者でもいら […]
2021年12月23日 / 最終更新日時 : 2021年12月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本480:『雲上の巨人 ジャイアント馬場』、門馬忠雄 著、文藝春秋、2021年 ジャイアント馬場(1938~1999)、本名は馬場正平とおっしゃいます。 日本が生んだ最も偉大なプロレスラーのひとりで、「絶頂期の最高体重が145キロ(中略)身長2メートル9センチ(pp.18)」の巨軀を誇られ、複数のチ […]
2021年12月13日 / 最終更新日時 : 2021年12月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本478:『頭山満:アジア主義者の実像』、嵯峨隆 著、ちくま新書、2021年 わたしは頭山満(とうやま・みつる、1855~1944)に関して無知です。 ただ、明治時代をあつかった史籍では彼および(彼の所属先だった)玄洋社がしばしば語られ、いつしか、よくわからないままに「西郷隆盛の亜流?」という失礼 […]
2021年11月4日 / 最終更新日時 : 2021年11月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本473:『独身偉人伝』、長山靖生 著、新潮新書、2021年 独身者にとっての理想、あるいは社会にとっての理想の独身者モデルは、ないものでしょうか。本書は積極的に、独身だからこそ自分らしく生き抜いた人々を取りあげました。その精神と戦略を学びたいと思ったからです。(pp.199) 長 […]
2021年10月25日 / 最終更新日時 : 2021年10月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本471 『経営者:日本経済生き残りをかけた闘い』、永野健二 著、新潮文庫、2021年。 永野健二氏(1949年生まれ)は、明治時代から大正時代にかけて活躍した実業家・渋沢栄一(1840~1931)を敬慕していらっしゃり、 日本資 […]
2021年9月9日 / 最終更新日時 : 2021年9月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本465 『谷崎潤一郎伝:堂々たる人生』、小谷野敦 著、中公文庫、2021年。 わたしはこれまで谷崎潤一郎(1886~1965)の小説を一冊たりとも読んだことがありません。 若かりしころ、日本近代文学にどっぷり嵌(は)まった時期が […]
2021年8月17日 / 最終更新日時 : 2021年8月17日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本459 『輝け! キネマ:巨匠と名優はかくして燃えた』、西村雄一郎 著、ちくま文庫、2021年。 映画評論家でいらっしゃる西村氏(1951年生まれ)が、邦画の監督および俳優を対に組み合わせ、その業績などを解説した本です。 登場順 […]
2021年7月5日 / 最終更新日時 : 2021年7月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本449 『明治の説得王・末松謙澄:言葉で日露戦争を勝利に導いた男』、山口謠司 著、インターナショナル新書、2021年。 わたしは末松謙澄(すえまつ・けんちょう、1855~1920)を名前だけ知っておりました。 しかし、なぜ知って […]
2021年6月9日 / 最終更新日時 : 2021年6月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本443 『手塚治虫とトキワ荘』、中川右介 著、集英社文庫、2021年。 20世紀初頭、パリのモンマルトルに「洗濯船」(バトー・ラヴォワール)と呼ばれる集合住宅があり、若き日のピカソ、ブラック、モディリアーニらが暮らしていたという […]
2021年5月27日 / 最終更新日時 : 2021年5月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本440 『四月七日の桜:戦艦「大和」と伊藤整一の最期』、中田整一 著、講談社文庫、2021年。 伊藤整一(1890~1945)は、海軍中将でした。 1944年(昭和19年)12月に第二艦隊司令長官となって戦艦「大和」に乗艦。 1 […]
2021年5月25日 / 最終更新日時 : 2021年5月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本439 『幣原喜重郎:国際協調の外政家から占領期の首相へ』、熊本史雄 著、中公新書、2021年。 幣原喜重郎(しではら・きじゅうろう、1872~1951)は、「大正末から昭和初期にかけて(pp.ii)」外交官として活躍し、また、 […]