2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本448 『コロナと無責任な人たち』、適菜収 著、祥伝社新書、2021年。 新型コロナ下にあって不適切な言動をした我が国の政治家・評論家諸氏をあげつらう、辛口の人物評でした。 適菜氏(1975年生まれ)はこうした非難を軽妙に記述す […]
2021年6月9日 / 最終更新日時 : 2021年6月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本443 『手塚治虫とトキワ荘』、中川右介 著、集英社文庫、2021年。 20世紀初頭、パリのモンマルトルに「洗濯船」(バトー・ラヴォワール)と呼ばれる集合住宅があり、若き日のピカソ、ブラック、モディリアーニらが暮らしていたという […]
2021年5月31日 / 最終更新日時 : 2021年5月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本441 『57歳で婚活したらすごかった』、石神賢介 著、新潮新書、2021年。 石神氏(1962年生まれ)は、離婚歴をおもちで、ながらく独身、とはいえ再婚願望はずっとあった由でした。 コロナ禍によって、「結婚したい」願望は「結婚 […]
2021年5月18日 / 最終更新日時 : 2021年5月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本437 『岡潔対談集』、岡潔 著、朝日文庫、2021年。 数学者の岡潔(1901~1978)が、1966年・1969年・1970年に、司馬遼太郎、井上靖、時実利彦、山本健吉、以上4人の碩学とおこなった対談記録です。 時実利彦(1 […]
2021年4月20日 / 最終更新日時 : 2021年4月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本424 『性風俗サバイバル:夜の世界の緊急事態』、坂爪真吾 著、ちくま新書、2021年。 今回のコロナ禍において、歴史上初めて、全国の多くの都市で、一斉に性風俗店の営業が止まった。緊急事態宣言の中、共助としての性風俗が約1カ月間 […]
2021年1月28日 / 最終更新日時 : 2021年1月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本403 『「日本の伝統」の正体』、藤井青銅著、新潮文庫、2021年。 「たんなる雑学集なのではないか?」 「雑学の本ってあまり読んだことがないので、まあ読んでみよう」 わたしはこんな軽い気もちで上掲書を読みだしました。 そして、 […]
2021年1月21日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本399 『スマホ脳』、アンデシュ・ハンセン著、新潮新書、2020年。 スウェーデンの精神科医ハンセン氏(1974年生まれ、男性)が世に問うた警告の書です。 氏の主な訴えは、 「スマホの使用を制限すること(pp.235)」 「人間 […]
2020年12月21日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本392 『事実 vs 本能:目を背けたいファクトにも理由がある』、橘玲著、集英社文庫、2020年。 橘氏(1959年生まれ)は、自然科学および社会科学の各種研究書で得た知識を駆使しつつ現今の社会事象を論評する、というスタイルの執 […]
2020年11月25日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本388 『高校生ワーキングプア:「見えない貧困」の真実』、NHKスペシャル取材班著、新潮文庫、2020年。 わが国の子どもたちにおよんでいる深刻な貧しさ。 2020年7月の厚生労働省発表によれば、2018年(平成30年)の低年齢 […]
2020年10月14日 / 最終更新日時 : 2020年10月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本377 『新型コロナと貧困女子』、中村淳彦著、宝島社新書、2020年。 新型コロナウイルス感染症拡大により社会が隅々まで悪影響をこうむっている現今、著者の中村氏(1972年生まれ)は、特定の女性たちに焦点を絞られたうえで、パンデ […]
2020年10月12日 / 最終更新日時 : 2024年2月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本376 『理系。』、川村元気著、文春文庫、2020年。 理数系の教科が苦手だった著者(1979年生まれ)が「理系と文系の融合(pp.6)」をめざし「理系人(pp.7)」全15名とおこなった対談の収録集です。 呼称は理系人でしたが […]
2020年8月17日 / 最終更新日時 : 2020年8月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本361 『ウイルスと内向の時代』、佐藤優著、徳間書店、2020年。 標題の「内向」なる言葉には、 多くの日本人があまりに内向きになってしまい、他人事のように政府を批判する状況に筆者が危機感を覚えたからだ。(pp.6) という(か […]