2024年3月11日 / 最終更新日時 : 2024年3月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本638:『新・幕末史:グローバル・ヒストリーで読み解く列強 vs. 日本』、NHKスペシャル取材班 著、幻冬舎新書、2024年 上掲書は、江戸時代末期の情勢を、そのころの国際政治との関連や世界史とのつながりの中で展望しようとした歴史ノンフィクションで、 本書のきっかけとなった特集番組「NHKスペシャル 新・幕末史」は、2022年10月に放送された […]
2024年3月5日 / 最終更新日時 : 2024年3月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本637:『古本大全』、岡崎武志 著、ちくま文庫、2024年 岡崎氏(1957年生まれ)における古本への沸騰するほど熱い思いは、 岡崎武志 著『古本道入門:買うたのしみ、売るよろこび』、中公文庫(2017年)「最近読んだ本50」 で、知りました。 わたし自身、古本屋さんに入る瞬間は […]
2024年2月27日 / 最終更新日時 : 2024年2月28日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本636:『あっぱれ! 日本の新発明:世界を変えるイノベーション』、ブルーバックス探検隊 著、ブルーバックス、2024年 若かったころ講談社のブルーバックス・シリーズには大変お世話になりました。 現在、わが手元に残っている最も古いブルーバックス書は、 関寛治、犬田充、吉村融 著『行動科学入門:社会科学の新しい核心』、ブルーバックス(1970 […]
2024年2月20日 / 最終更新日時 : 2024年3月5日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本635:『暴力とポピュリズムのアメリカ史:ミリシアがもたらす分断』、中野博文 著、岩波新書、2024年 副題にある「ミリシア」とは、 日本語では、しばしば民兵と訳される。(中略) アメリカにおいてミリシアは、政府が設置した軍の部隊である。(中略)現在のミリシアは州軍として整備されるようになってから、150年以上が経過してい […]
2024年2月16日 / 最終更新日時 : 2024年3月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本634:『心の病気はどう治す?』、佐藤光展 著、講談社現代新書、2024年 上掲書は、 精神医療界のオールスターチームによるメンタルヘルス向上のためのガイドブックです。回復に役立つ知識から社会的課題を解消するヒントまで、ありったけの情報を盛り込みました。(pp.3) 読んでみると、引用文どおりの […]
2024年2月14日 / 最終更新日時 : 2024年2月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本633:『大学教授こそこそ日記』、多井学 著、三五館シンシャ、2023年 多井氏(仮名、1961年生まれ)は、とある大学の教授です。 そして上掲書は、「大学業界の裏表(pp.5)」や「リアルな大学教授の実態(pp.5)」を「赤裸々に描いてみた(pp.5)」、内幕暴露ものでした。 過去に、複数の […]
2024年2月13日 / 最終更新日時 : 2024年2月13日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本632:『怪物に出会った日:井上尚弥と闘うということ』、森合正範 著、講談社、2023年 プロボクサーの井上尚弥選手(1993年生まれ)。 2024年2月現在までに、世界ライトフライ級王者、世界スーパーフライ級王者、世界バンタム級4団体統一王者、世界スーパーバンタム級4団体統一王者、となられました。 「モンス […]
2024年2月9日 / 最終更新日時 : 2024年2月11日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本631:『なんかいやな感じ』、武田砂鉄 著、講談社、2023年 いまの日本に漂う「いやな感じ」あれこれを、武田氏(1982年生まれ)が抽出し、考察をほどこした評論です。 現代社会に関する内容である反面、各章のスタートはおおむね「平成の30年間(pp.2)」。 書中、喫茶店内での女子高 […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだマンガ28:『くらべて、けみして:校閲部の九重さん』、こいしゆうか 作画、新潮社、2023年 一冊の本に 大きく関わりながら 名を知られることもない 仕事が存在する それが校閲(pp.3) 上掲書は引用した小序で始まります。 校閲とは何か? 言葉や表現 そのものの 正確さ 的確さを見分ける ことである(pp.4) […]
2024年2月1日 / 最終更新日時 : 2024年2月2日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本630:『台湾の本音:「隣国」を基礎から理解する』、野嶋剛 著、光文社新書、2023年 台湾の複雑な歴史と、歴史が複雑であるがゆえに十全な慎重さが要求される政治(とくに外交)の舵の取りかたについて、解説した一冊です。 タイトルに「基礎から理解する」とあるとおり、相当基礎的な事柄から話がスタートしました。 わ […]
2024年1月24日 / 最終更新日時 : 2024年1月29日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本629:『ニッポンの思想 増補新版』、佐々木敦 著、ちくま文庫、2023年 わたしはむかし上掲書の旧版である、 佐々木敦 著『ニッポンの思想』、講談社現代新書(2009年) を読んだのですが、今回「増補新版」が出たので、再度読みたくなり入手しました。 批評家の佐々木氏(1964年生まれ)が現代日 […]
2024年1月12日 / 最終更新日時 : 2024年1月12日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本628:『もう一杯だけ飲んで帰ろう。』、角田光代、河野丈洋 共著、新潮文庫、2023年 ご夫婦でいらっしゃる角田光代氏(1967年生まれ)と河野丈洋氏(1978年生まれ)。 角田氏は作家、河野氏はミュージシャンです。 上掲書は、おふたりで、あるいは親しいご友人たちと一緒に、あちこちの飲食店に行って料理やお酒 […]