2020年8月3日 / 最終更新日時 : 2020年8月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本356 『サムライ留学生の恋』、熊田忠雄著、集英社インターナショナル、2020年。 明治期に外国人女性と結婚した最も有名な邦人留学生は、おそらく新渡戸稲造(1862~1933)でしょう。 上掲書でも新渡戸について1章が設けられて […]
2020年7月27日 / 最終更新日時 : 2020年7月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本354 『回想の織田信長:フロイス「日本史」より』、ルイス・フロイス著、中公文庫、2020年。 ポルトガル出身のカトリック宣教師ルイス・フロイス(1532~1597)は、戦国時代のわが国で布教活動をおこない、30年を超える滞日中 […]
2020年7月14日 / 最終更新日時 : 2020年7月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本352 『反「近代」の思想:荻生徂徠と現代』、船橋晴雄著、中央公論新社、2020年。 わたしは荻生徂徠(おぎゅう・そらい、1666~1728)について、その名前だけしか知りませんでした。 名前に加え「江戸時代の学者」ぐらいまでは […]
2020年6月22日 / 最終更新日時 : 2020年6月22日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本344 『大和魂のゆくえ』、島田裕巳著、インターナショナル新書、2020年。 オウム真理教に関するご発言で悪評ふんぷんたる島田氏(1953年生まれ)。 わたしは「どのようなものをお書きになるかたなのか」と、興味本位で上掲書を読み […]
2020年6月18日 / 最終更新日時 : 2020年6月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本343 『世界史を動かしたフェイクニュース』、宮崎正勝著、KAWADE夢文庫、2020年。 世界各国で発生し、自国と周辺に影響をおよぼした、有名かつ深刻な「フェイクニュース」に関する本です。 古代から現代にいたるまでのさまざまな […]
2020年5月14日 / 最終更新日時 : 2020年5月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本331 『やってよかった東京五輪:オリンピック熱1964』、山口文憲編、新潮文庫、2020年。 1964年の「東京オリンピック」にまつわる文章を集めたアンソロジーです。 松本清張(1909~1992) 三島由紀夫(1925~19 […]
2020年4月9日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本326 『歴史がおわるまえに』、與那覇潤著、AKISHOBO、2019年。 若手歴史学者による、やや専門色が濃い一般書です。 前半は歴史および現代に関する対談、後半は主として書評・人物評でした。 最初に、與那覇氏(1979年生ま […]
2020年1月23日 / 最終更新日時 : 2020年1月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本309 『インパールで戦い抜いた日本兵:戦場に残った気骨の兵士たち』、将口泰浩著、NF文庫、2019年。 期待していた内容とは異なる内容でした。 1944年3月の「インパール作戦」。 大日本帝国陸軍がイギリス軍およびインド軍を相 […]
2020年1月17日 / 最終更新日時 : 2020年3月20日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本308 『反日種族主義:日韓危機の根源』、李栄薫編著、文藝春秋、2019年。 上掲書は2019年に韓国で出版されてベストセラーになったものです。 同年11月には日本語訳が発売され、わが国でもベストセラーとなりました。 韓国が糾弾 […]
2019年10月24日 / 最終更新日時 : 2019年10月24日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本295 『「砂漠の狐」ロンメル:ヒトラーの将軍の栄光と悲惨』、大木毅著、角川新書、2019年。 本書は、第2次世界大戦中にドイツ陸軍の将軍だった、エルヴィン・ロンメル(1891~1944)の人生を描いた評伝です。 見事な出来栄え […]
2019年10月7日 / 最終更新日時 : 2019年10月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本290 『伝説となった日本兵捕虜:ソ連四大劇場を建てた男たち』、嶌信彦著、角川新書、2019年。 日本が第二次世界大戦に敗北したあと、多くの兵士がソビエト連邦の捕虜になりました。 そのなかで、当時ソ連領だったウズベキスタンの首都 […]
2019年9月26日 / 最終更新日時 : 2019年9月26日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本286 『フルベッキ写真の正体:孝明天皇すり替え説』、斎藤充功著、二見文庫、2019年。 巷間、「フルベッキ群像写真」と呼ばれる古写真が存在する。正式には「フルベッキと塾生たち」とタイトルがつけられた(中略)写真である。(pp. […]