2022年10月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月31日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本544:『司馬遼太郎の時代:歴史と大衆教養主義』、福間良明 著、中公新書、2022年 歴史小説家・司馬遼太郎(1923~1996)が発表した作品を、彼の経歴や存命中の社会背景に照らし合わせながら解説した本です。 なぜ多くの作品が読者に受け入れられたのか、作品において不十分だった点は何か、に関し精査がなされ […]
2022年8月5日 / 最終更新日時 : 2022年8月14日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本524:『ペリー日本遠征随行記』、サミュエル・ウェルズ・ウィリアムズ 著、講談社学術文庫、2022年 明治期よりも前、少なからぬ数の外国人が本邦に入国し滞在しました。 訪日した人々のうちで、最も日本史に影響をおよぼした人物はだれかといえば、おそらくマシュー・ペリー(1794~1858)でしょう。 次点は、フランシスコ・ザ […]
2022年7月1日 / 最終更新日時 : 2022年7月1日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本520:『ルポ 池袋アンダーワールド』、中村淳彦、花房観音 共著、大洋図書、2022年 わたしは昨今、東京へ出張した折には池袋駅東口側のビジネスホテル「ホテル グランドシティ」を定宿とするようになりました。 同ホテルが安く、清潔、朝食は豪華、周辺に飲食店がひしめき、大型書店「ジュンク堂」や大型新古書店「ブッ […]
2022年1月25日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本483:『「五足の靴」をゆく:明治の修学旅行』、森まゆみ 著、集英社文庫、2021年 1907年(明治40年)、 与謝野鉄幹(1873~1935) は、4人の若者とともに約1か月間、九州地方を旅行しました。 4人とは、 木下杢太郎(1885~1945) 北原白秋(1885~1942) 平野萬里(1 […]
2021年9月3日 / 最終更新日時 : 2021年9月3日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本464 『日本全国津々うりゃうりゃ:仕事逃亡編』、宮田珠己 著、幻冬舎文庫、2021年。 随筆家でいらっしゃる宮田氏(1964年生まれ、男性)が国内あちこちをお訪ねになり、訪ねた際の見聞を一冊にまとめた、肩がこらない旅行譚です。 […]
2021年5月7日 / 最終更新日時 : 2021年5月8日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本432 『食べるぞ! 世界の地元メシ』、岡崎大五 著、講談社文庫、2021年。 岡崎氏(1962年生まれ)は、青年時代にバックパッカーとしてタイ・ネパール・インドネシア・マレーシアなどを放浪、やがて海外旅行専門の添乗員となられ、 […]
2021年1月27日 / 最終更新日時 : 2021年1月27日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本402 『美麗島プリズム紀行』、乃南アサ著、集英社、2020年。 美麗島(びれいとう)とは、台湾の古称。 『美麗島プリズム紀行』は、作家の乃南氏(1960年生まれ)が台湾へ旅行し、現地で体験した事柄をまとめられた作品です。 台湾 […]
2021年1月7日 / 最終更新日時 : 2021年1月7日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本394 『ルポ 新大久保:移民最前線都市を歩く』、室橋裕和著、辰巳出版、2020年。 1970年代の中盤、わたしは長崎県から上京し、新宿区高田馬場にて暮らしだしました。 新大久保はお隣だったので、よく散歩でブラブラしたものです。 […]
2020年9月4日 / 最終更新日時 : 2020年9月6日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本365 『司馬遼太郎の街道 Ⅲ:愛した辺境』、週刊朝日編集部著、朝日文庫、2020年。 司馬遼太郎(1923~1996)が執筆していた『街道をゆく』シリーズ。 昭和時代にたいそう人気があり、わたし自身、かなりの冊数を読みました。 […]
2019年2月27日 / 最終更新日時 : 2019年3月4日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本226 『きまぐれ体験紀行』、星新一著、角川文庫、2019年。 ショートショートで知られる星新一(1926~1997)が1985年に出版した本を、2019年、KADOKAWA社が改版し同じタイトルで発行したものです。 わたしは星 […]
2019年2月18日 / 最終更新日時 : 2019年2月18日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本223 『我的日本:台湾作家が旅した日本』、呉佩珍、白水紀子、山口守編訳、白水社、2019年。 タイトルは台湾語です。 おそらく「私の日本」という意味なのでしょう。 本書は、台湾で活躍されている作家・エッセイスト・編集者たちがお […]
2019年1月7日 / 最終更新日時 : 2019年1月15日 Shunsuke_Kanahara コラム 最近読んだ本215 『わたしの家族の明治日本』、ジョアンナ・シェルトン著、文藝春秋、2018年。 アメリカ人でプロテスタントの宣教師だったトーマス・アレクサンダー(1850~1902)は、「西南の役」が終結した直後の日本へ奥様と共に赴任し、 […]